黒い蝶は亡くなった人からのサイン？幸運の前兆？スピリチュアルな意味を解説！

「黒い蝶のスピリチュアル的な意味が知りたい。黒い蝶が亡くなった人からのサインだ、幸運の前兆だと言われるのはどうしてなの？」

 

黒い蝶は存在感があるので、視界に入るとどうしても気になりますよね。

 

• 黒い蝶は縁起が良いのか悪いのか？
• 黒い蝶はなぜ亡くなった人のサインなのか？
• 黒い蝶が幸運の前兆ってどういうこと？

 

良い噂も悪い噂も耳にするので、黒い蝶を見かけると喜んで良いのか警戒すべきなのか戸惑う人も多いでしょう。

そこで今回の記事では、黒い蝶のスピリチュアルな意味をご紹介していきます。

 

さらに、シチュエーション別の意味もご紹介しますので、どんな状況で黒い蝶に遭遇したか照らし合わせると理解が一層深まりますよ。

黒い蝶を見かけたことが気になっているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

蝶全体のスピリチュアルな意味は？

 

蝶全体のスピリチュアルな意味は「幸運」や「魂の化身」などさまざまです。

そもそも、どうして黒い蝶には「亡くなった人からのサイン」「幸運の前兆」と両極端な話が存在するのでしょうか。

 

その疑問にお答えするため、まずは蝶全体のスピリチュアルな意味について解説していきます。

蝶全体のスピリチュアルな意味は以下のとおりです。

 

 

死にまつわる意味があるのは、蝶の成長過程（卵→幼虫→さなぎ→成虫）が輪廻転生を思い起こさせるからです。

そのため、「蝶＝死」ととらえるのですね。

 

確かに、肉体が滅びたとしても魂は姿形を変えて新たな命として生まれ変わる、という考え方は蝶の生態に通じるところがあります。

 

生態の神秘さだけはありません。

成虫になった時の美しい姿から、蝶は飛躍的な成長を遂げる縁起の良い生き物だと考えられています。

 

文化圏によって多少の考え方の違いはありますが、基本的に蝶は吉兆を意味すると考えて間違いないでしょう。

 

 

黒い蝶は亡くなった人からのサイン？幸運の前兆？スピリチュアルな意味

 

続いて、黒い蝶がスピリチュアル的にどんな存在か、どんな意味を持つかをご紹介していきます。

 

 

それぞれ詳しくみていきましょう！

 

黒い蝶のスピリチュアル的な意味とは

 

簡単に言うと、黒い蝶は良くも悪くも大きな変化が訪れることを、あなたに教えてくれる存在です。

黒い蝶のスピリチュアル的な意味は下記の7つと言われています。

 

 

黒い蝶を見かけたことが原因で不運に見舞われるわけではないので、その点はご安心ください。

それでは、詳しく見ていきましょう。

 

 

黒い蝶はスピリチュアル的にどんな存在？

 

黒い蝶はスピリチュアル的には次のような存在だと言われています。

 

つまり、「この世の常識を超越した何か」からのメッセージを届けてくれる存在ですね。

このメッセージは自分にとって良い知らせの場合もあれば、良くないことが起こるという警告の場合もあります。

 

大事なのは、黒い蝶がどんなメッセージを伝えようとしてくれているのか読み解くことです。

きちんと読み解くことができれば、下記のメリットを得られますよ。

 

 

黒い蝶が届けてくれたメッセージを正しく読み解けるよう、アンテナを張り巡らせておきましょう。

 

 

黒い蝶のスピリチュアルな意味①：幸運の前触れ

 

黒い蝶を見かけたのは、幸運が訪れる前触れかもしれませんよ。

あなたのこれまでの努力が結果に結びつこうとしている、というメッセージの可能性があるからです。

 

例えば今後、下記のようなことが起こるかもしれません。

 

 

ひたむきに努力し続けたことで、あなた自身のプラスのエネルギーが高まっている状態なら十分にあり得る話でしょう。

もしも成功しなくても、努力してきたなら心配無用です。

 

もし、思ったように結果が出なくて諦めかけていたのであれば「今が正念場だから頑張れ」というエールの可能性もあります。

 

努力してきた人にとって黒い蝶は幸運の前触れ

 

黒い蝶のスピリチュアルな意味②：良縁があるサイン

 

黒い蝶を見かけたのは、良縁に恵まれるサインということも考えられます。

特に、見かけた蝶が二匹だった場合は、恋が成就したり運命の相手に巡り合ったりと恋愛運が上昇している可能性大です。

 

また、良縁というのは恋愛に関する話とは限りません。

 

たまたま名刺交換した相手とビジネスパートナーになる

どんな形であっても、生涯に渡ってお付き合いできる人と縁が繋がるのは素晴らしいことです。

 

まだそんな人に出会っていないという人は、ぜひ行動範囲を広げたり出会いの場に積極的に参加したりしてみてください。

何も行動せず良縁を逃してしまっては、人生の大きな損失です。

 

二匹の黒い蝶は「良縁」があるサインなので見逃さないようにしましょう

 

黒い蝶のスピリチュアルな意味③：誰かの死の前触れ

 

あなたが黒い蝶を見かけたのは、近しい人の死の前触れという可能性もあります。

なぜなら、蝶は仏教において死者の魂を極楽浄土に運ぶあの世からの使いといわれているからなんです。

 

しかし、恐れることはありません。

いきなり不吉な話になってドキッとされるかもしれませんが、死は誰にでも訪れるもの。

 

しばらく顔を合わせていなかった身内や友人が、永遠に変わらず元気でいる保証はどこにもありません。

例えばこんな人たちの死を警告していることも。

 

 

日々の生活に追われていると、気心が知れた相手との人間関係ほど疎かになってしまうというのはよくある話です。

心配になった方は、まず連絡をとってみましょう。

 

訃報が届いてから「もっと会っておけば良かった」と後悔しないように、早めに連絡を取ってみることをおすすめします。

もしも実際に会えるなら会った方がいいですね。

 

黒い蝶のスピリチュアルな意味④：トラブルのサイン

 

黒い蝶を見かけたら、トラブルが起こるかもしれないので注意しましょう。

例えば、次のようなトラブルです。

 

 

予測不能なトラブルと言うよりは、ご自身でトラブルを招き寄せていると言った方が正しいかもしれませんね。

 

黒い蝶は、このままではトラブルになるので気を引き締めるようにと、注意喚起をしてくれているに過ぎません。

 

ここで自分の行いを見直せるかが、トラブルに発展するかどうかの分かれ目です。

思い当たる節がある人は、ぜひ気を引き締めてトラブルを回避するよう努めてください。

 

 

黒い蝶のスピリチュアルな意味⑤：転機が訪れるサイン

 

黒い蝶を見かけたのは、人生の転機が訪れるサインとも言えます。

これは、「更に飛躍するために今の環境から抜け出す時が来た」という、あなたへのメッセージです。

 

この機に次のような挑戦をするのも良いですね。

 

 

慣れ親しんだ環境は居心地が良いかもしれませんが、あなたの成長にとってプラスになるとは限りません。

 

黒い蝶が示してくれたサインに従って、次のステップへ進んでみましょう。

「あの時の選択は間違っていなかった」と思える日が、きっと来るはずです。

 

 

黒い蝶のスピリチュアルな意味⑥：不安がなくなる前触れ

黒い蝶を見かけたのは、不安が解消される前兆を意味しているのかもしれません。

 

生きていれば、様々なことに悩み不安を抱えるものですが、長期間に渡ってストレスを感じているケースは少なくないでしょう。

よくあるのはこんな悩みです。

 

 

黒い蝶には不安が終わり、新たなスタートを切る（＝再生する）という意味があります。

その時期が来たと告げるため、あなたに姿を見せたのかもしれませんね。

 

 

黒い蝶のスピリチュアルな意味⑦：人間関係が良くなるサイン

 

黒い蝶を見かけたのは、人間関係が良くなるサインかもしれません。

人間関係の中でも、特に家族関係の変化について教えてくれると言われています。

 

 

ちょっとしたことでコミュニケーションが生まれ、ギクシャクしていた家族関係が改善されるキッカケになるかもしれませんよ。

家族に悩みを抱えているときに黒い蝶を見かけたら、チャンスです。

 

黒い蝶にはどんな蝶がいる？代表的な黒い蝶を紹介

 

一口に黒い蝶と言っても、どんな蝶がいるのか気になりますよね。

自分が見かけた黒い蝶が何という蝶だったのかが分かれば、より親しみが持てるというものです。

というわけでここからは、代表的な黒い蝶をご紹介します。

 

黒い蝶の種類は2種類

 

黒い蝶は大きく分けると、アゲハチョウ系とタテハチョウ系の2種類です。

さらに、アゲハチョウ、タテハチョウそれぞれに属する蝶は数種類いて、色や大きさも異なります。

 

• どの地域のどんな場所に生息しているのか
• 活動時期はいつなのか

 

このあとアゲハチョウとタテハチョウに属する蝶の上記の特徴をお伝えします。

あなたの見かけた蝶が、何という蝶だったのか判別する際の参考にしてみてください。

 

アゲハチョウ系

 

アゲハチョウは30㎜～65㎜と比較的大型で、街中でも見かけることのある身近な蝶です。

 

花の蜜を吸う時に羽を震わせている姿が、羽を揚げているように見えたことから「揚羽（アゲハ）」と名前がついたのだとか。

代表的な黒いアゲハチョウは下記の3種類です。

 

 

①：アオスジアゲハ

アオスジアゲハは黒い羽根に青い斑模様がある美しい蝶です。

活動時期は春から秋にかけて約半年間。

 

幼虫がクスノキやタブノキを好んで食べるため、近所の公園や街路樹にさなぎがあるかもしれませんね。

 

成虫は高い所や花の周りを俊敏に飛び回るため、飛翔時の捕獲は困難と言われています。

温暖な気候を好む蝶なので、北日本にはほぼ生息していません。

 

②カラスアゲハ

 

カラスアゲハはカラスのような艶のある羽をもった蝶。

 

山や川など自然豊かな環境を好むため、街中で見る機会はめったにないでしょう。

活動時期は春から夏の終わり頃まで。

北海道から沖縄にかけて広く生息しています。

 

羽化は基本的に年2回（春と夏）。

同じカラスアゲハでも夏に羽化した個体の方が大きくなる傾向があるそうです。

 

③クロアゲハ

クロアゲハはその名のとおり全身が黒っぽい色をした蝶で、後翅（二対の羽の内の後方の一対）に赤い斑点を持っています。

 

活動時期は晩春から初秋で、北海道を除く日本全国で見ることができる蝶です。

 

草木が生い茂った少し日当たりの悪い場所で遭遇する確率が高いでしょう。

ジャコウアゲハという毒蝶と容姿が似ているので誤解されがちですが、クロアゲハは無毒です。

 

タテハチョウ系

 

タテハチョウは活発に飛び回る20㎜～55㎜くらいの中型サイズの蝶。

羽を立てて止まる習性が「立て羽（タテハ）」と呼ばれる所以だそうです。

 

代表的なタテハチョウは下記の３種類になります。

 

 

①ゴマダラチョウ

ゴマダラチョウは黒い羽根に白い斑点があるのが特徴的な蝶です。

 

活動時期は初夏から秋口までで、沖縄を除く日本全国で飛び回っています。

幼虫はエノキを、成虫は花の蜜ではなくクヌギの樹液を好むといわれています。

 

もしも雑木林の近くで目撃したのならゴマダラチョウの可能性が高いでしょう。

 

②コミスジ

 

コミスジの特徴は、黒い羽根に三本の横線が入っていることです。

 

活動時期は春先から秋の終わりにかけてで、沖縄以外の日本各地に生息しています。

山地だけでなく、住宅地や公園などで見かけることもある比較的身近な蝶です。

 

また、数回羽ばたいた後、羽を水平に開いた状態で滑空する飛翔スタイルが特徴と言われています。

 

③ルリタテハ

ルリタテハは黒い羽根に青白い線と斑点を持つ印象的な蝶です。

 

活動時期は春先から初冬までと比較的長期間で、森林か街中かを問わず、ほぼ全国的に生息するといわれています。

羽の表面は非常に美しく神秘的です。

 

しかし、裏面は樹皮や落ち葉のような模様をしていて、けっこう地味。

木に止まっていたり落ち葉に紛れていたりすると、見つけるのは難しいかもしれません。

シチュエーション別！黒い蝶のスピリチュアルな意味

 

黒い蝶そのもののスピリチュアルな意味は先述しましたが、どんなシチュエーションで見たかによって意味は変わってきます。

例えば、吉兆を警告だと思い込んでしまっては、せっかくのチャンスを逃すことになりかねません。

 

黒い蝶のスピリチュアルな意味を正確に理解するには、シチュエーションも考慮に入れる必要があります。

そこで最後に、次のシチュエーション別に黒い蝶のスピリチュアルな意味を解説していきます。

 

 

あなたが黒い蝶を見かけたのは、どんな状況だったか思い返しながらチェックしてみてくださいね。

 

黒い蝶が死んでいる

 

一つ目は黒い蝶が死んでいる場面に遭遇してしまった場合。

死んでいる時点で十分に不吉だと思われるかもしれません。

 

しかしこれは、あなたやあなたの身近な人の身に起こる筈だった何らかの不幸を代わりに引き受けてくれたことを意味しています。

 

例えば次のように守ってくれたかもしれませんよ。

 

この場合「黒い蝶が自分のせいで死んでしまったのかも」と罪悪感を持つ必要はありません。

死骸を見つけた時は気味悪がるのではなく、自分の身代わりになってくれたのかもしれないと、感謝の念を忘れないようにしましょう。

 

黒い蝶が近くに寄ってくる

 

二つ目は黒い蝶が自分の近くに寄ってくる、または体にとまった場合について解説します。

このケースで考えられるのは「あまり良くない」「良い」のどちらかです。

 

 

ここ最近のあなたの状況を振り返ってみて、どちらのパターンが近いか判断してください。

 

もし前者であれば、積極的に休息を取ったり早めに病院へ行ったりと早期対応を心掛けると良いでしょう。

調子が悪いところがあるなら、なおさらです。

 

後者であれば、自信を持ってチャレンジを重ねることで運気がさらにアップしていくことが期待できますよ。

 

黒い蝶が家の中に入ってくる

 

三つ目はドアや窓を開けた際に黒い蝶が家の中に入って来た場合です。

これは家庭運が上昇する前触れと言えるでしょう。

 

ただし、家庭運はびっくりするような大きな幸せが舞い込むといった類の運ではありません。

 

 

こういった日々の小さな幸せが活力に繋がる状態を指します。

何の変哲もない日常だと感じているかもしれませんが、家庭運は生活の基盤です。

誰もが大切にしていきたいものですね。

 

家庭運が上がると前向きに頑張れるので、結果的に他の運気を押し上げることに繋がるでしょう。

 

黒い蝶を神社で見る

 

神社で黒い蝶を見かけるのは、神様に歓迎されているサインだと言われています。

神様に歓迎されている人にはこんな幸運が訪れますよ。

 

 

謙虚で礼儀正しい人を好むのは神様も人間も変わりません。

 

叶えたい願いがあるなら、日頃の感謝を伝え神様に見守ってもらえるようお願いしてみましょう。

 

黒い蝶を墓地で見る

 

お墓参りに行った際、墓地で黒い蝶を見かけたら、ご先祖様の化身だと思いましょう。

ご先祖様は、黒い蝶にあなたに向けた次のようなメッセージを託しているのかもしれません。

 

 

ご先祖様を大切にするのは当然と思っても、実行できる人は少ないのです。

目に見えない相手に思いやりの心を持つのは難しいので、ご先祖様を大事にできる人は周囲にいる人も自然と大事にできる人。

 

巡り巡って、人に恵まれた人生を歩むことになるでしょう。

 

黒い蝶が目の前を横切る

 

あなたの目の前を黒い蝶が横切ったなら、大きなチャンスが来る前触れです。

チャンスは目前まで迫っているというメッセージのあらわれなので、逃さないようにしたいですね。

 

近いうちに次のようなことが起こるかもしれません。

 

 

「チャンスの神様には前髪しかない」という話は有名ですよね。

 

チャンスと思ったら躊躇なく行動に移せるよう、普段から準備を進めておきましょう。

 

まとめ

 

今回は『黒い蝶のスピリチュアルな意味』を詳しくお話ししました。

まずは、今回の記事のまとめをここで確認しておきましょう。

 

 

基本的に黒い蝶は吉兆のサインですが、次の7つのスピリチュアルな意味を持っています。

 

 

黒い蝶を見かけたら、スピリチュアルな意味を読み取り生かしていきましょう。