「米寿を祝ってはいけないって本当?米寿のお祝いが良くないって聞いたけど、お祝いしない方がいい理由ってなに?」
長寿を祝っておめでたいはずの米寿(べいじゅ)、家族で祝う予定の人も多いですよね。
でも、「米寿を祝ってはいけない」なんて耳にしたら、お祝いをしていいのかどうか不安になるものです。
その場合、米寿に対してこのような疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
- 米寿を祝ってはいけないの?
- 米寿のお祝いをしないほうがいい理由って?
- お祝いをするなら何に気を付けたらいいの?
結論から言いますと、米寿のお祝いはしても問題ありません。
では、なぜ米寿のお祝いをしないほうがいいと言われているのでしょうか。
そこで今回は、米寿を祝ってはいけないと言われるのはなぜか、米寿のお祝いをしない方がいい理由をご紹介していきます。
また、米寿のお祝いのやり方も詳しくまとめたので、ぜひチェックしてみてください!
米寿を祝ってはいけないって本当?米寿のお祝いが良くない理由とは?
米寿を祝ってはいけないというのは、本当なのでしょうか。
米寿のお祝いが良くない理由やしない方がいい理由には、以下のようなものがあります。
・「米寿のお祝いはしない方がいい」という言い伝えがある
・米寿のお祝いが終わると亡くなることが多いから
・お祝いすることで気が抜けてしまうから
・高齢なので体の負担になるから
つまり、米寿のお祝いはしない方がいいのではなく、お祝いをする相手への配慮で避けている場合があるのです。
そもそも米寿とは、88歳のお祝いのことを指します。
長寿を祝い、末広がりの数字が並ぶおめでたい米寿のお祝いは、家族との大事なイベントです。
なのに、「米寿のお祝いが良くない」と言われてしまうと、お祝いをやめてしまう人もいるかもしれません。
そこでここからは、「米寿を祝ってはいけない」という噂や米寿に対する考え方について、詳しくお話ししていきます。
米寿のお祝いを予定している人は、ぜひ参考にしてみてください!
「米寿のお祝いはしない方がいい」という言い伝えがあるから
米寿のお祝いが良くないと言われるのは、昔からそのような言い伝えがあるからです。
言い伝えとは根拠のないものも多く、はっきり言ってしまえば、ただの迷信といえます。
ですが、「米寿のお祝いをしてはいけない」と代々受け継いでいる家庭では、ただの迷信とは言えないのでしょう。
今後も言い伝えを守ってお祝いをしない家庭もあるはずです。
若い世代の人からみたら、「そんなのただの迷信だから大丈夫だよ」と思うかもしれません。
ですが、もしお年寄りが米寿のお祝いを渋るようであれば、やはりその意見を尊重するべきです。
米寿のお祝いが終わると亡くなることが多いから
米寿のお祝いが良くないとされるのは、米寿のお祝いをしたあとに亡くなることが多いから、と言われています。
「米寿のお祝いをすると死んでしまう」という噂が広まり、お祝いをしないほうがいいと言われるようになったのが原因です。
しかし、米寿のお祝いと死に因果関係はありません。
もともと88歳というのは高齢です。
老衰や病気など、あらゆる原因が重なって亡くなってしまうことがあっても、なんら不思議ではありません。
決してデータ上の統計など事実ではないため、安心してください。
お祝いすることで気が抜けてしまうから
米寿のお祝いが良くないとされるのは、「お祝いをすることで本人の気が抜けてしまう」ということが関係しています。
88歳まで元気で生きられるということは、おめでたいことです。
そもそもはその長寿をお祝いするために、その方に対して敬意を示すために米寿のお祝いができたはず。
つまり、本人にとっても周囲の家族にとっても、米寿のお祝いは大きな出来事です。
確かに、ひとつの区切りとして米寿のお祝いをすることで、気が抜けてしまうこともあるかもしれません。
お年寄りの場合は、それまで張っていた気が抜けてしまい、一気に老け込んでしまうことはよくあります。
ただ、本人が米寿のお祝いを励みにしているのであれば、お祝いはやるべきです。
また、米寿のお祝いをすることで家族が集まる会を設けることは、本人にとって喜びの方が多いのではないでしょうか。
楽しみを奪ってしまうことで、逆に本人の気力を奪うことになるかもしれません。
そう思うと、「気が抜けるから米寿のお祝いはやめておこう」とするのはもったいないですよね。
高齢なので体の負担になるから
「米寿のお祝いをすることが体の負担になるため、米寿を祝うことは良くない」という考えもあります。
個人差もありますが、一般的に米寿を祝う88歳は高齢です。
確かに、米寿のお祝いをしようと思うと朝から準備をし、たくさんの人と会うため気疲れすることもあるでしょう。
高齢者の場合、体の負担も少なからずあります。
ですが、本人の意思ではなく周りの家族が気を遣ってお祝いをやめるのは、本人のためと言えるのでしょうか。
ですので、米寿のお祝いをするのはあくまで本人の意思を確認した上で、体力や気力に考慮して行うのが良いでしょう。
大事なのは決して無理をしないことです。
本人の体調次第では米寿のお祝い当日に中止・延期にすることも考え、柔軟に対応することをおすすめします。
米寿のお祝いをしない方がいいは迷信!基本的には米寿はお祝いしてOK
米寿のお祝いをしない方がいいというのは迷信であり、基本的には米寿をお祝いしても問題ありません。
ここでは米寿をお祝いしても問題ないことについて、以下の内容をお話ししていきます。
- 米寿はお祝いして問題ない
- 本人が嫌がる場合はやめる
先ほどは、米寿を祝ってはいけないとされる理由についてご紹介しました。
その理由を知ると、「米寿のお祝いはしても大丈夫なんだ」と思った人も多いのではないでしょうか。
しかし、逆に具体的な理由を聞くと「本人のことを思うと、米寿のお祝いはやらないほうがいいのかな」と不安になる人もいるはずです。
ここでは改めて「米寿はお祝いして問題ない」ことをお伝えしていきます。
まだお祝いをすることに不安があるという人は、ぜひ参考にしてみてください!
米寿はお祝いして問題ない
米寿をお祝いしても問題ありません。
米寿を祝ってはいけないとされる理由を4つ紹介しましたが、「高齢なので体の負担になる」以外は迷信とされているものばかりです。
「米寿をお祝いすると不幸が訪れる」「早死にする」なんて因果関係は一切ないため、基本的にお祝いしても問題ありません。
ほとんどの人は米寿のお祝いを問題なく終えています。
米寿は「88歳」という年齢まで元気でいられたことをお祝いするもの。
そのお祝いする気持ちがあれば、嫌な迷信も飛んでいくのではないでしょうか。
ただし、本人が嫌がる場合はやめる
米寿はお祝いしても問題ないですが、お祝いされる本人が嫌がる場合はやめておきましょう。
迷信ではありますが、昔からの言い伝えであるとどうしても気にしてしまう場合もあります。
「病は気から」という言葉もある通り、米寿のお祝いをすることを気にして体調が悪くなる可能性もないとは言いきれません。
米寿のお祝いをやらないからといって、不幸になることはありません。
大々的にお祝いできないとしても、無事に88歳を迎えられたことへの「おめでとう」の気持ちを伝えてあげてください。
お祝いの大小ではなく、家族からの心からの想いが伝えられたらそれで十分です。
米寿とは何歳のお祝い?米寿のお祝いはどんなことに由来している?
米寿とはそもそもどのようなお祝いなのでしょうか。
ここでは米寿について以下の基本的なことをお話ししていきます。
米寿のお祝いとは?
- 米寿とは何歳のお祝い?
- 米寿はどんなことに由来している?
「米寿(べいじゅ)」とよく耳にはするものの、実はよく分かっていないことも多いものです。
まずは、米寿とは何歳のお祝いなのか、またはその由来を詳しくご紹介していきますので、曖昧だった人はぜひチェックしてみてください。
米寿とは何歳のお祝い?
米寿とは「88歳」の長寿のお祝いのことを指します。
長寿をお祝いする習慣は中国から伝わり、日本では奈良時代に聖武天皇の40歳をお祝いしたのが始まりでした。
現代では40歳というと、まだまだ若者で長寿のイメージはないですよね。
ですが、昔は今よりもっと平均寿命が早く、40歳も生きられれば「長寿でおめでたい」ことだったのです。
また、長寿のお祝いをするのは、「自分も長生きできますように」「長寿の幸福にあやかれますように」という願いも込められています。
よく60歳の還暦のお祝いでは「赤」が使われ、赤いチャンチャンコなどが有名ですよね。
88歳の米寿のお祝いでは、贈り物に「黄金色」が使われることが多いのです。
黄金色は神聖さや豊かさをあらわす色であり、おめでたいものとして重宝されてきました。
それだけ米寿の88歳のお祝いというのは、特別であることを示しているのかもしれません。
米寿はどんなことに由来している?
60歳の還暦から始まる長寿のお祝いは、基本的に10歳区切りになっています。
しかし、米寿は88歳でちょっと中途半端にも感じる年齢ですよね。
なぜ88歳でお祝いするのかというと、八という数字が末広がりで縁起がいいとされるためです。
88はそんなおめでたい数字が2つ並んでいることから、お祝いの対象となりました。
また、88歳を米寿というのは「八十八」を縦書きしたときに「米」の字になるため、豊かさを象徴しています。
ですので、米寿は別名「米の祝い」とも呼ばれ、昔から「お米=財産」として大事なお祝いとされているのです。
米寿のお祝いのやり方は?お祝いの金額の相場やおすすめのプレゼント
米寿のお祝いはどのようにやるのがいいのか、またはお祝いのプレゼントには何がいいのか悩みますよね。
ここでは、米寿のお祝いのやり方やお祝いの金額の相場、おすすめのプレゼントについてお話ししていきます。
- 米寿のお祝いの基本的なやり方
- お祝いにお金を渡す場合の相場
- 米寿祝いで男性におすすめのプレゼント
- 米寿祝いで女性におすすめのプレゼント
- 米寿祝いで避けるべきプレゼント
- 米寿のお祝いにおすすめの食事
「米寿のお祝いをやりたいけど、どうやればいいんだろう」「プレゼントは何がいいのかな」と悩む人も少なくありません。
せっかくならお祝いする方に喜んでもらいたいですよね。
ここでは米寿のお祝いのやり方について詳しくご紹介していきます。
お祝いの金額の相場やおすすめのプレゼントもまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
米寿のお祝いの基本的なやり方
米寿のお祝いは、家族や親族が集まって食事会を開くことが一番オーソドックスに行われています。
自分の兄弟や子ども、孫にひ孫まで親族が揃うことは、米寿を迎えた本人の歴史をなぞるようなものです。
久しぶりに会えるのならなおさら嬉しいですし、本人以外の親族とも交流を深める日になります。
ですので米寿のお祝いはみんなで集まって、お祝いの言葉をたくさんかけてあげましょう。
家族と話し合いをし、自分たちらしいお祝いをしてあげる方がきっと何倍も喜んでくれます。
とはいえ、米寿ともなると少しの移動も大変なものです。
わざわざお店で食事会を開かなくても、慣れた自宅でごちそうを囲むのも素敵ですよね。
また、最近では遠方で集まりにくい場合はオンラインを利用して、「おめでとう」の言葉を届けるという方法もあります。
親族が集まって食事会を開くスタイルは、あくまでも一般的な一つの例です。
家族の数だけお祝いのやり方があるので、自分たちに最適なお祝いの仕方を探してみてください!
米寿のお祝いにお金を渡す場合の相場
米寿のお祝いにお金を渡す場合もあります。
その際の相場は米寿を迎える本人との関係性によっても変わってくるので、こちらを参考にしてみてください。
一般的な相場はこちらです。
子どもからお金を渡す場合 | 30,000~50,000円 |
孫からお金を渡す場合 | 5,000~20,000円 |
親戚からお金を渡す場合 | 5,000~10,000円 |
孫からのお金の相場が幅広いのは、孫が学生の場合や社会人の場合と立場がさまざまだからです。
学生の場合は無理をせず、自分が出せる金額をお祝いとして渡しましょう。
他の人との兼ね合いもあるので、「いくら出したらいいのかな?」と迷う場合は、両親に相談をおすすめします。
また、あまり高い金額だと受け取ってもらえない可能性も出てきます。
そもそもお金を受け取ることを申し訳ないと感じる人もいるので、お相手の価値観を優先しましょう。
その場合はお金ではなく、物をプレゼントするのもおすすめです。
「自分のために選んでくれた」という気持ちは、お金を贈るより喜んでもらえるかもしれません。
米寿祝いで男性におすすめのプレゼント
「お金ではなく何かものを贈りたい」という人のために、ここからは米寿祝いにおすすめのプレゼントをご紹介していきます。
まずは男性におすすめのプレゼントはこちらです。
【米寿の男性におすすめのプレゼント】
- 湯呑み
- 名入れされたお酒
- セーター
- グルメギフト
プレゼントを選ぶ際は、贈る相手が何を好きかということに重点を置きましょう。
お酒が好きな人なら、名入れされたお酒は特別感があって喜ばれます。
お酒を楽しむためのグラスや猪口をセットにするのもいいですね。
お酒を飲まない人には、湯呑みのプレゼントがおすすめです。
また、米寿のお祝いカラーである黄金色のものを選ぶと、「これは米寿のお祝いのときにもらったもの」と本人が使うたび実感することができます。
おしゃれが好きな人にはセーターやマフラー、帽子などがおすすめ。
「これを着て一緒に出かけましょう」と声をかけてあげてください。
何を贈ったらいいか迷ったときは、グルメギフトがぴったりです。
普段はなかなか食べられない高価な詰め合わせを渡し、みんなで食卓を囲めるといい思い出になりますよ。
米寿祝いで女性におすすめのプレゼント
米寿祝いで女性におすすめのプレゼントはこちらです。
【米寿の女性におすすめのプレゼント】
- 湯呑みやティーカップ
- プリザーブドフラワー
- アクセサリー
- グルメギフト
湯呑みやティーカップはお茶の時間に使うため、使用頻度が高いアイテムです。
相手の好みに沿ったデザインのものを選ぶと、毎日使ってくれるでしょう。
米寿のお祝いを形にしてずっと残しておきたいというならば、プリザーブドフラワーやアクセサリーがおすすめです。
華やかな花々やアクセサリーは見ているだけで、気持ちが華やぎ明るくなれます。
プリザーブドフラワーなら水やりの手間もないので、相手の手を煩わせることがありません。
また、グルメギフトは性別問わず喜ばれるプレゼントです。
米寿となるとそこまで多くの量を食べ切るのは難しいので、「量より質」で上質なものを少しずつ贈ると相手の負担にならずに贈れます。
米寿祝いで避けるべきプレゼント
実は、米寿祝いでは「避けるべきプレゼント」というものが存在します。
具体例はこちらです。
櫛 | 「苦」と「死」で縁起が悪いから |
杖や老眼鏡 | 老いを感じさせるから |
肌着 | 「肌着を変えないほど困窮している」と目上の人には失礼とされるから |
ツバキやシクラメンの花 | 不吉とされるから |
寝具やパジャマ | 寝たきりを連想させるから |
どれも縁起が悪かったり失礼にあたるという理由から、お祝いの場でのプレゼントにはふさわしくないとされています。
何を贈るか迷っているのであれば、わざわざ上記のプレゼントを選ぶのはやめておいたほうがいいでしょう。
しかしながら、あくまでこれらは一例です。
肌着やパジャマであれば「着心地のいいものを着てほしい」という気持ちも込められています。
ですので、必ずしもダメというわけではないんです。
プレゼントは贈る人と贈られる人との関係性にもよりますよね。
一般的な具体例よりも、一緒に過ごしている家族の方がお祝いをされる本人の好みはよく分かっているはずです。
最低限のマナーを守ることは大事ですが、普段からコミュニケーションを取り何が欲しいのか確認しておくことをおすすめします。
米寿のお祝いにおすすめの食事
米寿のお祝いで食事をすることも多いですよね。
米寿という名がつくので、お米を使った料理でお祝いするのがおすすめです。
お寿司や赤飯など、おめでたいメニューで米寿をお祝いしましょう。
せっかくのお祝いの場ですので、本人が好きなものを用意してあげましょう。
お店で食事会を開くのであれば、予約の際に大まかにでも料理のリクエストをお願いすることもおすすめです。
お祝いされる本人は、噛む力や飲み込む力が弱まっていることも考えられます。
本人の料理だけやわらかめに調理してもらうことは可能か、お店を予約する際に確認しておくのを忘れないようにしましょう。
せっかくの食事会、ひとりだけ食べられないとなると辛いものです。
自宅で食事会を開く際も、本人が無理なく食べられるものを用意してあげてください!
米寿のお祝いに関するよくある質問!米寿は満年齢?米寿以外は?
米寿のお祝いに関するよくある質問として、以下の2つを取り上げていきます。
- 米寿は満年齢で祝う?
- 米寿以外にお祝いをする年齢は?
ここからは、米寿のお祝いに関するよくある質問をまとめました。
これから米寿を迎える家族や親族がいる人もそうでない人も、いつかくるその時のためにチェックしておきましょう!
米寿は満年齢で祝う?
米寿のお祝いでよくある質問が、「88歳というのはどのタイミング?」ということです。
日本には満年齢のほかに「数え年」の考えもあるため、どっちにしたらいいか迷いますよね。
昔からの伝統で言えば、米寿のような長寿のお祝いは数え年でやるのが基本です。
しかし、最近では満年齢で祝う場合も多く増えてきています。
ちなみに、「少しでも若い方が本人がしんどくないと思って」と、数え年で米寿のお祝いをする人もいます。
本人の体調や気持ち、地域の風習によっても変わるので、米寿を迎える前に親戚間で確認しておくといいでしょう。
満年齢でも数え年でも、大事なのはお祝いする気持ちです。
米寿以外にお祝いをする年齢は?
日本には米寿以外にもお祝いをする年齢というのがいくつかあります。
60歳 | 還暦(かんれき) |
---|---|
70歳 | 古希(こき) |
77歳 | 喜寿(きじゅ) |
80歳 | 傘寿(さんじゅ) |
88歳 | 米寿(べいじゅ) |
90歳 | 卒寿(そつじゅ) |
99歳 | 白寿(はくじゅ) |
100歳 | 百寿(ひゃくじゅ/ももじゅ) |
100歳以降も、108歳で茶寿(ちゃじゅ)などお祝いは続きます。
こう見ると60歳の還暦から始まり、日本には長寿をお祝いする機会がたくさんあるのです。
年を重ねるごとにお祝いの間隔が狭まってきて、それだけ長生きすることがおめでたいことだと分かります。
もちろん、これらの長寿のお祝いは毎回必ずやらないといけないものではありません。
長寿になるとどうしても体力が落ちてしまうため、お祝いするときの配慮が必要です。
いくらお祝いといえど、本人の体の負担になるのは避けたいですよね。
ですので、そのときの状況や本人の気持ちを優先し、無理なくお祝いをするようにしましょう。
まとめ
米寿を祝ってはいけないと言われる理由についてまとめました。
・「米寿のお祝いはしない方がいい」というのは迷信
・お祝い後に亡くなることが多いため避けられた
・本人が嫌がらなければお祝いしてOK
・米寿は数え年・満年齢のどちらでもOK
米寿を祝ってはいけないというのは、言い伝えや迷信によるものからきています。
決して米寿を祝うと不幸になるなんてことはないので、安心して米寿のお祝いをしてください。
ただし、本人が嫌がったり体に負担がかかるのであれば、無理してお祝いをする必要はありません。
家族の分だけお祝いのやり方があるので、自分たちにとって最適な方法を見つけるのが一番です。
米寿は88歳という長寿を祝うためのもの。
「何をしたらいいのかな?」と迷うことも多いですが、基本的なマナーを押さえていれば、あとは本人の好みに合わせましょう。
記念に残る一生に一度のお祝いができますように!