「喧嘩の多い夫婦は離婚率が高いの?喧嘩ばかりだと離婚に繋がるって本当かな」
喧嘩の多い夫婦は離婚率が高いと聞くと、不安になりますよね。
夫婦喧嘩ばかりだと離婚に繋がるなら、喧嘩で疲れた時の対処法を知って回避したいのではないでしょうか。
- 喧嘩の多い夫婦は離婚率が高いの?
- 夫婦喧嘩の頻度や喧嘩が起こる原因とは?
- 夫婦喧嘩に疲れた時の対処法は?
など、夫婦喧嘩に悩む夫婦なら、いろいろと気になることがあるはず。
そこで今回は、喧嘩の多い夫婦は離婚率が高いのか、夫婦喧嘩の原因や対処法は何かを詳しく解説していきます。
夫婦喧嘩に疲れた時の対処法もお話しするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
喧嘩の多い夫婦は離婚率が高い?一般的な夫婦喧嘩の頻度も解説
世の中の夫婦は、喧嘩の頻度が月に1回程度という声が多いです。
毎週のように喧嘩をしているという夫婦は「喧嘩が多い」といえるため、離婚について不安になる頻度だと考えるとよいかもしれません。
ここでは、一般的な夫婦喧嘩の頻度や離婚率について解説していきます。
- 一般的な夫婦喧嘩の頻度はどれくらい?
- 小さな喧嘩が夫婦円満につながることも
- どのくらいで夫婦喧嘩が多いと感じる?
- 喧嘩の多い夫婦は離婚率が高い?
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一般的な夫婦喧嘩の頻度はどれくらい?
「ほかの夫婦は、喧嘩することはある?どのくらいの頻度?」と気になりますよね。
「喧嘩は頻繫で、数日前にも喧嘩した」という人もいれば、「そういえば最後に喧嘩をしたのはいつだったかな?」と、全く喧嘩しない夫婦もいます。
既婚者、結婚経験者アンケート結果をみると、月に一度が一番多いようです。
夫婦喧嘩の頻度
- 毎日する… 9%
- 週に1回くらい… 16%
- 月に1回くらい… 21%
- 半年に1回くらい… 17%
- 年に1回くらい… 7%
- ほとんどしない… 23%
- したことがない… 6%
参考:Oggi.jp
上記のように、夫婦喧嘩をほとんどしないという人は少なくはないですが、多くの夫婦は一定のペースで喧嘩をしていることが分かります。
ところが、夫婦喧嘩をしたのか思い出せないくらい平和な生活を送っている人もいるのです。
夫婦喧嘩の回数は月に一度程度が多いが、ほとんどしない夫婦もいる
小さな喧嘩が夫婦円満につながることも
「喧嘩するほど仲がいい」なんて言葉がありますが、実際のところ本当に喧嘩をする夫婦の方が良いといえるのでしょうか?
毎日一緒に生活していると、恋人や友人として付き合っていたころと関係が変わります。
例えば、相手の嫌な面が見えてしまったり、価値観の違いを知ったりなどでストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
なお、喧嘩のきっかけの多くは些細なことがほとんど。
小さい喧嘩を頻繁にしてしまう人が見受けられますが、実は小さな喧嘩が効果的な場合もあるのです。
大きい喧嘩は、我慢に我慢を重ねた結果が多いはず。
何かあるたびに我慢をせず小さな喧嘩をしていれば、ストレスもたまりませんし大爆発することもありません。
ある意味、小さな喧嘩が夫婦円満の秘訣ともいえるでしょう。
小さな喧嘩で小出しにすれば、ストレスがたまりにくく意味夫婦円満になる
どのくらい夫婦喧嘩をしていると多いと感じる?
「自分たち喧嘩が多いな」と感じる頻度は、多くの場合週1回ほど。
ということは、毎週のように夫婦喧嘩が起こる人ほど夫婦関係に疲れを感じ、その結果「離婚したい」と考える傾向が高くなるのです。
- 毎日… 26%
- 週に1回くらい… 37%
- 月に1回くらい… 25%
参考:Oggi.jp
もちろん、毎日の喧嘩が多いと感じる人もいます。
顔を合わせるたびに喧嘩をしているようなものですから、多いのは当然といえますよね。
月に1回の頻度でも「多い」と感じる夫婦もいます。
喧嘩をしない方がいいと思われますが、意外にも「喧嘩を全くしないのが良好な状態」とも言い切れない面もあるのです。
それは「相手に関心がない」「言っても仕方ない」と諦めている夫婦もいるから。
ある程度本音でぶつかり、お互いに歩み寄る喧嘩に限り年に数回程度の喧嘩であればとくに問題ないでしょう。
「週に1度」夫婦喧嘩をすると、多いと思う傾向があります
喧嘩の多い夫婦は離婚率が高い?
夫婦喧嘩の数と離婚率は比例するように感じるでしょう。
しかし、ただの夫婦喧嘩で「離婚」になるケースは、よっぽどのことがないとありません。
とくに新婚時代の頻繁な喧嘩はそれほど問題がないといえます。
新婚時代は、これまで育ってきた環境が違う2人が一緒に暮らし始めるので喧嘩が多くなりがちです。
家庭のあり方などに「理想と現実のギャップ」を体験する時期でもあります。
仮にお互いをよく知らないまま結婚に至ると、新婚生活を始めたときに相手の行動に違和感を覚えることで、喧嘩が起きやすいのです。
たとえば「こんな人だとは思わなかった…」と驚いたり不満を持ったり。
新婚の時期にお互いが意見を言い合い、正直な自分の考えを伝えることで信頼関係を築くことができるはずです。
夫婦喧嘩はしないに越したことはないでしょう。
しかし喧嘩をしたとしても、すぐに仲直りできて長引かなければ、大きな問題はないと思います。
とはいえ喧嘩というものは、体力を消耗するのでほどほどに留めておきたいものです。
配偶者のことを理解し、思いやりを持って接すればケンカの頻度も減ってくるのかもしれませんね。
夫婦喧嘩が多いから離婚率が高いとはいえず、むしろ新婚時代は意見を言い合うことが大事
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喧嘩ばかりだと離婚に繋がる?夫婦喧嘩が起こる原因を解説
多くの人は、結婚して生活を共にすれば生活習慣や価値観などの違いなどから多かれ少なかれ不平不満は出てきます。
ここでは、夫婦喧嘩が起こる原因について解説していきましょう。
- お互い忙しくて余裕がない
- 自分の希望を察してもらおうとしている
- お互いに自分の方が大変だと思っている
- 価値観の違いを相手のせいにしている
- 昔の喧嘩を引きずって何度も喧嘩する
- お互いの親との関係が悪い
- 浮気や重要な隠し事をしている
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お互いに忙しく相手を思いやる余裕がない
たとえ愛し合って結婚した夫婦でも、もともとは他人同士です。
とくにお互いに仕事や家事が忙しいときは、疲れもたまり、相手を思いやる余裕はなくなりがちです。
心身に余裕がなくなっている状態が続けば、相手の何気ない言動にイライラしがち。
忙しさから疲れが溜まっている2人が顔を合わせれば、夫婦喧嘩をしてしまうこともあるでしょう。
女性であれば、ホルモンバランスも乱れやすいですよね。
子育てや家事でいっぱいになり、自分の時間やストレスを発散する場がなければ些細なことでイライラしやすいものです。
また、共働きの家庭であればなおさら忙しさが増えます。
家事は分担して帰宅してから行うことになりますが、当然仕事と家事の両立はとても大変なことです。
徐々に余裕がなくなる人も増えるでしょう。
忙しさから余裕がなくなってくると、相手に対して配慮した態度を取れず喧嘩が起こりやすくなるものです。
自分の希望を相手に察してもらおうとしている
男女関係なく、自分の考えていることをパートナーに察してほしいというタイプの人は多いでしょう。
実は「察してほしい」は夫婦喧嘩の原因になりやすいのです。
自分が「こうしてほしい」と思ったとき、「相手もきっと察してくれるだろう」と思って、口に出さずに相手に期待するということ。
しかし相手が希望通りに動いてくれるとは限りません。
そうすると実際は違うのに「裏切られた」と感じ、相手に対して不満の気持ちを持ってしまうのです。
たとえば「夫婦なのに、どうしてわかってくれないの?」と思ってしまいます。
さらに、「夫婦なのに、気持ちをわかってくれないなんて冷たすぎる」「夫婦ならわかるはず」などと考えるのです。
女性同士の集まりでは、それぞれが状況を考慮しながら行動できるので、とても居心地がよく楽しいものですよね。
しかし、そもそも男性脳は察する能力が高くなく、また察することに価値を見出していません。
ですから、「男性に察してほしい」と思うことはとても難しい要求だと理解しましょう。
もちろん男女に関わらず、お互いの思っていることを確認し合えると、建設的な関係を築けるはずです。
お互いに自分の方が大変だと思っている
夫婦喧嘩をする夫婦は、お互いに「自分の方が大変」「自分の方が疲れている」という考えを持っていることが多いもの。
実際に夫婦喧嘩が絶えない夫婦というのは、お互いの主張を相手に必死に訴えている場合が多いです。
妻…「私の家事・育児はとても大変なのよ」
夫…「俺の仕事の方が大変に決まっている」
よくある一般的な些細な夫婦喧嘩は、このように「自分の苦労を相手に分かってもらいたい」といったところでしょう。
そうして「自分の大変さを理解してもらえない」とイライラが溜まり、相手を責めてしまうことで喧嘩が始まってしまいます。
しかし前提として、「疲れているのはお互い様」なのです。
男性の場合だと相手の家事や家計について指摘したり、女性の場合だと相手の給料面について問い詰めたりしていませんか?
自分の方が大変だと思うと、相手が楽をしているとおもいがち。
夫婦でも相手を嫌な気持ちにさせないよう、相手のプライドを傷つけるような言動は控えましょう。
価値観の違いを相手のせいにしている
夫婦喧嘩を繰り返す夫婦は、価値観の違いを相手のせいにする傾向があります。
会話の中で夫婦の価値観が違うと感じたとき、「あなたの考えは間違っている」と相手を否定して、たびたび言い争いをする夫婦もいるはずです。
しかし、夫婦とはいえこれまで生活してきた環境が全く異なります。
しかも、性別も異なる2人が一緒に暮らしているわけなので、考え方が合わないのは当然です。
そこで、相手の価値観を変えるのは、時間のムダといえます。
自分と相手の価値観に対して、どう折り合いをつければよいかを考えるとより建設的になるはずです。
それができないので、喧嘩になってしまうのですね。
夫婦喧嘩を収める糸口は、価値観を押し付けて相手を支配しようとするのではなく、「相手の価値観を受け入れること」です。
夫婦関係を維持するためには「夫婦は考えが異なる他人」だと理解する必要があります。
「夫婦は同じ考えであるべき」「同じ価値観を持つべき」という思い込みは、夫婦喧嘩の原因になるのです。
昔の喧嘩を引きずって何度も喧嘩する
わざわざ昔の話を蒸し返すことも、夫婦喧嘩でよくある原因です。
とくに女性は、過去に味わった記憶を何かの拍子に鮮明に思い出せる特徴があるため、つい昔の喧嘩を引きずりやすいといえます。
そのため、昔の喧嘩を持ち出すのは女性に多くなりがちです。
夫婦喧嘩の際に、「昔も同じことがあったよね」「前にも言ったのに忘れたの」と過去の話を持ち出しては夫を責め立ててしまうことも。
しかし、夫にとっては昔の話は過去の出来事にすぎません。
「今その話をする必要があるの?」「関係ないのに」と苛立ちを覚えるため、女性側の意見も聞く気がなくなります。
そのため、過去の喧嘩を持ち出すことは夫婦喧嘩になりやすいのです。
お互いの親との関係が悪い
お互いに自分の親との関係が悪い場合、夫婦喧嘩が起こる傾向が高くなります。
本来、喧嘩というのは当事者の問題のはずです。
しかし結婚すると、2人だけの問題ではなくなり、親族との関係性も影響してくるでしょう。
どちらかが自分の親と仲が良すぎるのも喧嘩の原因になりがちです。
自分の親を優先させたり、夫婦の問題に親を巻き込んだりなど、さまざまなケースが考えられます。
また、義両親との折り合いが悪ければ、夫婦間にも溝ができる可能性が高いでしょう。
どちらかの両親と同居していた場合、相手の両親に対する悪口が離婚に直結する夫婦喧嘩に発展することもよくあります。
義実家と深刻なトラブルが起これば、長期化しやすいものです。
浮気や重要な隠し事をしている
夫婦喧嘩の引き金になる理由は、浮気や借金などの重要な隠し事が発覚したときです。
浮気や借金などは、自分自身はもちろんパートナーの人生を左右するほど大きな問題なので「離婚」という結果に繋がることも。
特に浮気は、夫婦以外の人間も絡んでくるのでやっかいです。
事実、どちらかの浮気が発覚した場合、激しく非難したり、強く問い詰めたりすることで申告な夫婦喧嘩に発展することがあります。
なかには「浮気は1回だけなら許す」という人もいるでしょう。
しかし、一時的には許し仲直りしたとしても、事あるごとに思い出されればその都度夫婦喧嘩になってしまうということが考えられます。
借金も、もちろん大きな問題です。
何度も繰り返す場合は、夫婦喧嘩どころか離婚に発展する恐れがあるでしょう。
浮気や借金などの隠し事は夫婦喧嘩から離婚に発展することも
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夫婦喧嘩を減らす方法は?夫婦喧嘩を回避するポイント
よくある夫婦喧嘩の中でも、喧嘩の内容や度合いが深刻な場合は、離婚へ繋がってしまうことがあります。
ここでは、夫婦喧嘩を減らす方法や、夫婦喧嘩を回避するポイントをご紹介していきましょう。
- イライラしたら一度距離をおく
- 仲直りのルールを決めておく
- 自分の意見を整理して落ち着いて話す
- 自分の希望を言葉にするクセをつける
- 自分から謝るようにする
- 昔の話をいちいち蒸し返さない
- 相手の人格を否定しない
- 乱暴な言葉を使わない・大声を出さない
- 相手の話をしっかり聞く
イライラしたら一度距離をおく
夫婦喧嘩になりそうになったら、一度距離をおきましょう。
お互い言い合いでイライラしてしまったら、その場から一旦離れるなどして冷静になるよう努めるのが好ましいのです。
相手と顔を合わせた状態だと、なかなかお互い冷静になれませんよね。
そのため、夫婦喧嘩中にヒートアップしていると気づいたら、無理にその場で喧嘩を収めようとせず、その場を離れてみましょう。
話をすればするほど感情的になりやすいものです。
「お互い冷静になってからもう一度話し合いましょう」といった旨を伝え、1時間は別屋で過ごすなど、一人になって考える時間を持つのです。
家の中に離れられる場所がなければ、近所のコンビニまで外出するのもおすすめです。
短時間でもその場を離れれば、頭も冷静になり、喧嘩が悪化するのを止めることができるはずです。
男女ともに話し合ってすぐに解決したいと考える人もいるでしょう。
しかし、まずは焦らずに距離を置くほうがお互いに冷静になれますし、大きな喧嘩に発展しにくいのです。
喧嘩が泥沼化した場合「クールダウンして、きちんと話し合いができていれば…」と後悔も多くなってきます。
夫婦喧嘩が起こったら、相手との適した距離の置き方を知っておきましょう。
イライラしたら、一旦距離を置くと喧嘩になりにくいのでおすすめ
仲直りのルールを決めておく
また、「翌日には持ち込まない」といった仲直りのルールを決めるのもいいでしょう。
実は夫婦間でルールが決まっていると、仲直りのきっかけもつかみやすく喧嘩の頻度も低くなりやすいのです。
ルールは、冷静な時に話し合って決めておきます。
長引きそうな喧嘩の場合でも、とにかく一旦終わらせるようにすると冷静になる時間が取れるのもメリット。
ただし、浮気などを追及している際は相手にうまく逃げられる恐れがあります。
「翌日には持ち越さないが、必ず解決はする」などもルールに加えておくといいでしょう。
口約束では曖昧になるのでルールは紙に書いて、部屋の壁などに貼っておくのも一つの手です。
仲直りのルールを決めておくのもおすすめ
自分の意見を整理して落ち着いて話し合う
喧嘩の際は、お互いに意見を整理し落ち着いた状態で話し合うことが大切です。
お互いクールダウンし、感情的にならず「何が不満だったのか」「これからどうしてほしいか」を話し合いましょう。
もしその場で言いたいことを相手に伝えられなければ、また同じ原因で夫婦喧嘩が起こってしまいます。
だからといって相手の話をさえぎって自分の意見を主張するのではなく、まずは相手の話を聞いて、その後に自分の意見を伝えましょう。
一方的に相手を責めるのはNGです。
仮に相手が完全に悪い場合でも、相手に配慮しつつ、伝えるべきことをしっかりと伝えましょう。
×「○○だからあなたが悪いと思う」
〇「自分にも〇〇で悪いところがあるけれど、あなたも〇〇は悪いと思う」
〇「私も直すからあなたも直してほしい」
日頃からきちんとコミュニケーションが取れていると、喧嘩をしてもその場で大きくならず話し合うことができます。
喧嘩の原因は何かという根本的なことを解決し、同じ喧嘩が起きないよう努力できるといいですね。
自分の希望を言葉にするクセをつける
喧嘩になったら、自分がどうしてほしいのか、言葉にする習慣をつけましょう。
口下手で、自分の希望や要望を相手にうまく伝えられない人もいます。
しかし、思っていることを何も言わないと、相手もあなたの気持ちを汲み取ることは難しいものです。
自分自身も相手の希望がわからないことが多いはず。
まず相手は何を求めているのか、自分は何を求めているのかなど、要望を共有してみましょう。
相手の求めていることや希望がわかると喧嘩も起こりにくくなります。
自分の希望や要望はお互いに日頃から言葉にしておくことも大切です
自分から謝るようにする
夫婦喧嘩が起きるときは、お互いに「自分の方が正しい」と考えていて、謝ることが難しい状況ではないでしょうか。
そこで、夫婦喧嘩を長引かせないために「先に自分から謝る」という手段があります。
「喧嘩の原因は相手なのに…」と抵抗感がある人もいるかもしれませんが、まずは「ごめんね」という言葉だけで大丈夫。
特に、プライドが高い男性は、なかなか自分から謝ることができません。
もちろん、喧嘩の原因が自分に合った場合は、後々こじれてしまうきっかけにならないよう、必ず謝罪の気持ちを言葉にしましょう。
しかしどうしても「ごめんなさい」と言い出せる雰囲気ではないというケースもあるでしょう。
気まずいときは、LINEや手紙でもよいので、まずは気持ちを伝えることが大切です。
結局のところ、深刻な事態に発展する前に仲直りしたいと申し出ることができる夫婦は、離婚を回避しやすいのですね。
まずは自分から謝ることは、喧嘩を減らすことに繋がります
昔の話をいちいち蒸し返さない
夫婦喧嘩の仲直りや問題の解決の妨げになるのが、「昔の蒸し返すこと」。
夫婦で言い争いになったとき、つい過去のことを蒸し返し、今の喧嘩の争点とは異なることで相手を責める人もいます。
しかし、喧嘩中に過去の話をしはじめた途端、今の喧嘩の理論からずれて脱線してしまうでしょう。
よくあるのが「過去に相手の浮気が発覚したときに、やむを得ず許した経験」があり、喧嘩中にその話を持ち出してしまうという具合です。
それだけでなく、過去の出来事は変えようがないので、責められた人は反論できません。
喧嘩はあくまでも現在の不満を改善するためにするものなので、昔の話を蒸し返さず「現在の話」に集中しましょう。
そうすれば、パートナーも聞く姿勢を持ってくれるはずです。
もしも喧嘩中に過去の話を蒸し返しそうになったら、一旦深呼吸をするなど冷静になるように努めましょう。
そして、いま夫に伝えるべきことは何なのかを考えてみてください。
目の前で起こっていることに集中して対応すれば、相手もあなたの気持ちを理解しやすくなりますよ。
相手の人格を否定しない
「人の尊厳を軽視する言葉」は、相手に精神的にダメージを与えることになります。
喧嘩がヒートアップしたからといって、相手の人格を否定する発言をして攻撃するのは夫婦間でもNGです。
「親しき仲にも礼儀あり」ということわざがあります。
たとえ夫婦間であっても、人格を否定することは信頼をなくしてしまうため離婚につながるリスクもあるのです。
相手への思いやりを持たない喧嘩は深刻になります。
喧嘩中で相手に腹を立ててしまっていても、何よりも大切なのは、相手を尊重する気持ちです。
身に覚えのある方は、自分の発言を改めて振り返ってみてくださいね。
どんなに腹が立っても相手の人格を否定するのはNGです!
乱暴な言葉を使わない・大声を出さない
繰り返してしまう夫婦喧嘩を減らしたい場合は、乱暴な言葉を使わず大きな声を出さないことです。
興奮すると、どうしても大声になりがちですよね。
言い争いになったときは、その場の勢いで感情的に大きな声を上げてしまい、引っ込みがつかなくなることもあります。
しかし、どんなときでもお互いに冷静なトーンで話すことが大切です。
また、ときには子供の前で夫婦喧嘩をしてしまうこともあると思いますが、言葉使いや声の大きさには注意しましょう。
夫婦喧嘩に関係のない子供にまで恐怖を与えてしまうことになります。
喧嘩中は興奮状態になり思わず乱暴な言葉を発してしまいますが、大人として我慢することが重要です。
相手の話をしっかり聞く
喧嘩を回避したい場合は、喧嘩になる前に相手の言いたいことに耳を傾けるようにします。
なかには、普段から相手に自分の意見を押しつけながら相手の言い分には聞く耳を持たないという人もいるでしょう。
相手の話を聞かない場合、次のような言葉を口にしがちです。
- でも
- だって
- どうせ
些細な言い争いから夫婦喧嘩に発展することも多いですが、相手の話を聞かず反論ばかりしていると、相手はさらに感情的になります。
したがって、無理に自分の主張を認めさせようとしても、根本的な解決にはならないのです。
夫婦喧嘩を繰り返さないためには、自分から真摯に相手の話に耳を傾け、譲歩する姿勢も大切。
気まずくても日常の挨拶は欠かさない
夫婦喧嘩したあとでも、「挨拶は普段通りにする」というのも夫婦喧嘩を減らすコツです。
夫婦喧嘩が長引いてしまうのは避けたいところですが、お互いが口をきかなくなってしまうと、仲直りのきっかけを作るのが難しくなります。
喧嘩中であっても、挨拶だけは欠かさないというルールを決めておくのもいいでしょう。
もしかしたら、挨拶がきっかけで仲直りができたり、冷静になって話し合えるようになるかもしれません。
直接言うのが嫌なら、LINEやメッセージで「おはよう」や「おやすみ」と伝えます。
さらに「言い過ぎてごめんね」など、謝罪の一言を入れると相手も自然と「こちらこそごめんね」と返信しやすいはず。
喧嘩をしたときも、日常の挨拶は欠かさないようにしましょう。
喧嘩をしても、日常の挨拶は欠かさないことで夫婦喧嘩が減らせます!
相手への愛情を日常的に言葉にする
日ごろから愛情表現を言葉にすることも、夫婦喧嘩を減らすための秘訣です。
夫婦喧嘩が増える原因の1つに、相手への愛情表現が不足していることが考えられます。
愛情は、言わなくても伝わると思いがちですよね。
しかし、お互いに愛情表現を怠っていると、しだいに自分や相手の気持ちが分からないと感じるようになります。
気恥ずかしいという人もいるかもしれませんが、素直に愛情の言葉を伝えてみましょう。
「夫婦は鏡」といわれています。
自分から愛情を持って優しく接すれば、相手にも優しくしてもらえるはずです。
喧嘩を回避するためにも、日ごろから気持ちを伝えるよう努力してみてくださいね。
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それでも夫婦喧嘩に疲れた時の対処法は?専門家への相談がおすすめ
どうしても夫婦関係を改善できないときは、自力で何とかしようと思わず、第三者に相談しましょう。
夫婦喧嘩を減らしたいなら、専門家に相談するのがおすすめです。
では最後に、夫婦喧嘩に疲れた時の対処法についてご紹介していきましょう。
- 2人で専門家のカウンセリングを受ける
- 短期間別居してみる
2人で専門家のカウンセリングを受ける
夫婦喧嘩に終わりが見えなくなってしまったとき、自分たちだけの力で対応することは困難になってしまうこともあります。
- 顔を合わせば口論になる
- お互いに無視が続く
- 相手が家に帰ってこなくなった
このように、常に相手のことで頭を悩ませている場合には、「夫婦カウンセリング」など、夫婦以外に第三者を入れて話すことも有効です。
夫婦カウンセリングは、夫婦関係を今よりも良くする目的で行うものです。
自分たちに合った専門家の力を借りると、喧嘩になる理由や喧嘩を回避するためにはどうしたらよいかなど、適切なアドバイスを受けられます。
カウンセリングにいきなり2人で行くのは難しいという方は、まずは1人でカウンセリングを受けてみましょう。
専門家に話を聞いてもらい、状況に応じて具体的なアドバイスが得られれば、心も晴れるはずです。
短期間別居してみる
何度も何度も夫婦喧嘩してしまう状態なであれば、短期間別居もおすすめです。
一緒に暮らしていると相手の嫌なところにばかり目についてしまい、冷静な判断が難しくなります。
どうしても相手の顔を見たくないときは、短期の別居が有効になる場合があるのです。
まず「別居」という形で相手と距離を置くと、今後の結婚生活について考えるよい機会になるかもしれません。
ただし、別居に踏み切る場合には必ず相手に伝えることが大切です。
もし喧嘩の後に黙って家を出てしまうと、万が一離婚となった場合に不利になる恐れがあるので気を付けましょう。
「一度冷静になって考えたいから、別居したい」と理由を明確に伝えてください。
まとめ
今回は、夫婦喧嘩ばかりだと離婚に繋がるのか、喧嘩の原因や回避方法について解説しました。
記事の内容をまとめたので、ここで見直しておきましょう。
- 喧嘩が多いと離婚率が高いとはいえない
- 多忙や隠し事は夫婦喧嘩の原因
- 一旦距離を置くことも大事
- 自分から謝るのは喧嘩を減らすポイント
- 気まずくても挨拶や愛情は伝える
- 夫婦でカウンセリングを受けるのもアリ
- 短期の別居も夫婦喧嘩に疲れたら効果的
喧嘩をするほど仲がいいと言いますが、大きな喧嘩は離婚の原因にもつながります。
夫婦関係を良好に保つには日頃からコミュニケーションを大切にし、お互いを思いやることが大切ですよ。