「離婚したくない場合の奥の手って何かあるの?離婚しない方法の極秘テクニックを知りたい!」
突然離婚を切り出されても、出来ることならば話し合って関係修復に励みたいと思うものですよね。
しかし離婚を拒否できるのかも分からないし、具体的にどんな行動を取ればいいのか分からないことも多いでしょう。
- 離婚したくない場合の奥の手は?
- 離婚しないための方法を知りたい!
- 離婚したくない時はどんな行動をするべき?
このように悩んでおり、答えが知りたい人もいるはずです。
そこで今回は離婚したくない場合の奥の手と、離婚しない方法の極秘テクニックについてお伝えしていきます。
さらには、離婚したくない時に絶対にやってはいけないNG行動もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
離婚したくない!相手に求められたら離婚に応じなければいけない?
離婚はしたくないものの、相手から切り出された場合は応じなければいけないのかと心配になりますよね。
特に女性の場合は経済的な不安も大きく、子供がいる場合はなおさら不安要素が大きくなります。
そのため、まずは離婚したくないときに知っておくべきことについて、詳しくお伝えします。
- 基本的には拒絶も可能
- 自分に法定離婚原因がある場合は別
まずは、離婚に応じないという選択肢があることについて理解することが大切です。
という事で詳しくご紹介しますね。
基本的には拒絶も可能
離婚を相手から切り出された場合でも、基本的には離婚を拒絶することが可能です。
必ずしも相手の離婚に応じる義務はありません。
というのも、日本は「協議離婚」という話し合いでの離婚が半数を占めており、これには夫婦の同意が必要だからです。
そのため、自分に離婚の意思がないのであれば、合意しないという姿勢で協議を進めることが出来ます。
なので、離婚は一方的に決まるのではなく拒絶も出来るのですね。
さらに、その後離婚の話し合いがもつれて裁判になった時のことを考えると、形に残る方法で自分の意思を示すことをオススメします。
証拠となるものが残ることで、後に裁判を有利に進める事ができるかもしれません。
LINEやメールを使って「夫婦関係を修復したい」といったメッセージを残しておくといいでしょう。
ただし、自分に法定離婚原因にあたる理由がある場合は別
離婚を切り出されても基本的には拒絶可能となります。
ですが、その場合に例外もあります。
たとえば、例外になるのはあなたに不倫やDVといった法的離婚の原因がある場合ですね。
その場合、おそらく相手は十分な証拠を抑えてから離婚を切り出している可能性が非常に高いでしょう。
そして証拠が揃っていると、離婚調停へと発展した時にあなたは完全に不利な立場になります。
どれだけ口頭で否定しようと、証拠を抑えられている以上は意見を認めて貰えません。
もちろん離婚を拒絶することも出来ず、挙句の果てには慰謝料を請求される恐れまであるでしょう。
残念ですが、自分自身の行動が招いた結果であれば仕方がありません。
もし法定離婚原因にあたる理由がある場合は、拒絶も難しいので受け入れるようにしましょう。
離婚したくない場合の奥の手とは?離婚しない方法の極秘テクニック
離婚を突然切り出されたら「出来ることなら離婚したくないし、どうにかして夫婦関係の修復を測りたい」と思う人も多いでしょう。
そこで、ここからは離婚したくない場合の奥の手について詳しくお伝えします。
もし離婚をしそうになった時に、使ってみるべきテクニックは以下の通りです。
- 離婚届不受理申出書を提出しておく
- 離婚を希望する原因をしっかり聞く
- おかしな部分がある場合は探りを入れる
- 自分の気持ちをきちんと整理する
- 専門のカウンセラーに相談する
- 信頼できる第三者の立ち会いが必要
- 自分が悪い部分は素直に認めて謝罪する
- 相手に変化を求めない
- 歩み寄れる部分を模索し少しずつ修復する
- 夫婦関係等調整調停(円満調停)を活用
というわけでここからは、それぞれのテクニックを詳しく見ていきましょう。
離婚届不受理申出書を提出しておく
離婚しない方法の極秘テクニック1つ目が「離婚届不受理申出書を提出しておく」です。
まずは役所の窓口へ行き、離婚届の不受理申出書を提出しておきましょう。
なぜなら冷静でない相手が離婚届の記名欄を捏造し、勝手に離婚届を提出してしまう場合も考えられるからです。
もちろん離婚届の捏造は犯罪にあたる行為となります。
ですが、相手が冷静じゃなくなっている場合は犯罪行為があり得ないとも言いきれません。
後に捏造が分かれば無効になる可能性がほとんどですが、事前に不受理申出書を提出しておく事でより安全になるでしょう。
もし忙しくて役所に行けない場合でも、離婚届の不受理申出書は郵送や代理人での受付も可能です。
もしもの事を考えて、離婚を切り出されたらまずこの手続きをしておくことをオススメします。
相手の話をしっかり聞き、離婚を希望する原因を明らかにする
離婚しない方法の極秘テクニック2つ目が「相手の話をしっかり聞き、離婚を希望する原因を明らかにする」です。
きちんと2人で話し合いをして、相手がなぜ離婚を切り出したのかの原因を明らかにしましょう。
突然離婚を切り出された場合、動揺して冷静でいられない人が多いでしょう。
そんな時でもまずは自分の感情を抑えて、相手の意見を聞いてみることが大切です。
時には話の途中で言い返したくなったり、カッとなってしまう部分もあるかもしれません。
ですが、ここで意見を言い合ってぶつかってしまっては、さらに2人の溝が深まってしまい修復不可能になる可能性もあるでしょう。
相手もヒートアップしていくと、なおさら「離婚一択」となってしまいます。
そのため、まずは冷静に相手の話を聞き、離婚を決意させてしまった原因を明らかにしていきましょう。
もちろん話を聞く時はしっかりと相手に集中することが大事ですよ。
相手の話におかしな部分がある場合は探りを入れる
離婚しない方法の極秘テクニック3つ目が「相手の話におかしな部分がある場合は探りを入れる」です。
相手と話しているうえで、話におかしな点がある場合や違和感を感じる場合は素行調査をしてみましょう。
相手が実は不倫を隠して、あなたとの離婚を望んでいる可能性も考えられます。
その場合、相手は自分の不倫がバレないように必死で離婚の理由を作ってくるでしょう。
そうすると話し合いをしているうちにボロが出たり、何か話に違和感を覚えるかもしれません。
また最初に念のため素行調査をすることで、相手が離婚を望む本当の理由がわかってくることもあります。
ただ不倫の証拠として有効なのは不貞行為をしていたという証拠です。
そのため、これらの証拠は素人では集めることが難しいのが現実でしょう。
だからこそ、お金はかかってしまいますが、探偵事務所などのプロに依頼して確実な証拠を握っておくようにしてください。
もし裁判で不倫が認められた場合、離婚の証拠があれば離婚を拒否することができます。
反対に離婚をするとなった場合には、相手に慰謝料を請求できるため証拠を持っていて損はないでしょう。
「相手が不倫をしていたら…」と、素行調査で結果が出てしまうのが怖いかもしれません。
今後の話し合いを有利に進めるためにも、覚悟を決めて素行調査をすることが大切です。
自分の気持ちをきちんと整理する
離婚しない方法の極秘テクニック4つ目が「自分の気持ちをきちんと整理する」です。
離婚したくない理由や、夫婦関係の修復の現実性についてきちんと整理して考えてみましょう。
まず一番大切なのは、あなたが離婚したくない理由です。
一般的に離婚したくない理由としては、以下の理由が挙げられます。
- 相手にまだ愛情がある
- 経済的に不安定になってしまう
- 子供のため
相手にまだ愛情があるから離婚したくない場合は、まずその想いを相手に伝える必要があります。
そして経済面や子供が理由なのであれば、他の選択肢についてもよく考えてみましょう。
もしかしたら、自分も子供も別の人生を歩む方が幸せなこともあるかもしれません。
なにより『離婚』という言葉が出た夫婦がもう一度関係を修復していくのは、現実的に考えるとかなり難しい問題です。
もちろん不可能なわけではありません。
ですが、お互いの継続的な努力が必要ですし、最初のうちはあなたの方が努力しなければいけないと感じることが多くなるでしょう。
相手が自分に対して愛情が薄れている中で、それだけの努力を続けられるかどうかも重要です。
「離婚したくない」という一点張りではなく、その理由や他の選択肢も冷静に考えてみてください。
専門のカウンセラーに相談する
離婚しない方法の極秘テクニック5つ目が「専門のカウンセラーに相談する」です。
自分の気持ちを考えるといっても、上手く整理をできない場合には専門のカウンセラーに相談しましょう。
相談者のメンタルケアを含め、法律などを交えて冷静なアドバイスを貰うことができます。
離婚カウンセラーにカウンセリングをしてもらうことで、自分の気持ちが明確になった人も多く、かなりオススメです。
特に離婚するべきなのか悩んでいる場合はぜひ相談してみてください。
さらには、夫婦カウンセリングといって双方の意見を聞いたうえでアドバイスをしてもらえるカウンセリングもあります。
夫婦関係の修復方法が分からない場合は、夫婦で相談してみると具体的なアドバイスが貰えるでしょう。
信頼できる第三者に立ち会ってもらい話し合いをする
離婚しない方法の極秘テクニック6つ目が「信頼できる第三者に立ち会ってもらい話し合いをする」です。
お互いが信頼している第三者を交えて話し合いをしてみてください。
たとえば夫婦2人での話し合いとなると、ついつい感情的になってしまうことが増えてしまいますよね。
しかしどちらかが感情的になった時点で、冷静な判断は出来なくなり解決策も見えてきません。
そのため、お互いが信頼できる第三者にも話し合いに参加してもらうことで、常に客観的な目線で意見をもらうことが出来ます。
しかもお互いが信頼している第三者であれば、今までの夫婦の雰囲気やそれぞれの性格も理解しているでしょう。
今までの言動などを含めて意見してもらえるため、話し合いも円滑に進むはずです。
なので、信頼できる第三者にお願いして話し合いに立ち会ってもらうのも1つの方法ですね。
自分が悪い部分は素直に認めて謝罪する
離婚しない方法の極秘テクニック7つ目が「自分が悪い部分は素直に認めて謝罪する」です。
離婚したくないと思っているならば、まずは自分の悪い部分について謝ることが大切です。
相手が自分の何を不満に思っているのかを聞いたうえで、その相手の意見をしっかりと受け止めて素直に謝ってみてください。
もちろん、不満を聞いている中でイラッとするかもしれません。
しかし今はまず自分が折れて、相手に誠意と改善する意思を見せることが重要です。
ここであなたが逆ギレしてしまったら、相手もより腹を立てて話し合いが中断してしまいます。
相手は素直に謝られることで気持ちが落ち着く場合もありますし、結果的に離婚を考え直すきっかけになるかもしれません。
ただし謝ったらそれで終わりではなく、今後どのように改善していくのかも伝えてみましょう。
そうすることでより誠意が相手に伝わり、関係修復への大きな第一歩となります。
まずは自分が悪い部分はきちんと認めるようにしましょう。
相手に変化を求めない
離婚しない方法の極秘テクニック8つ目が「相手に変化を求めない」です。
相手への不満があったとしても、今は相手に変化を求めるのは控えましょう。
たとえば自分への不満を伝えられると、反対に相手への不満も出てくることもありますよね。
もちろん片方だけが100%悪いというのは、ほとんどないでしょう。
しかし今は相手への不満をグッと抑えて、まずは自分の言動を改善していくことを優先させてみてください。
相手はあなたがどのように改善していくのかをよく見てくるため、あなたの精一杯の努力が見えたら心を許してくれるかもしれません。
そうなれば相手も自分の行動を振り返り、少しずつ夫婦関係の修復にも繋がってくるでしょう。
最初はストレスが溜まってしまうこともあるかもしれません。
まずは相手の変化を求めるのではなく、自分が変化する姿を精一杯表していきましょう。
歩み寄れる部分を模索し、少しずつ関係を修復する
離婚しない方法の極秘テクニック9つ目が「歩み寄れる部分を模索し、少しずつ関係を修復する」です。
相手が不満に思っていることを聞き入れ、お互いの価値観を認め合っていきましょう。
夫婦として過ごしてきた2人であれば、最初の不満は本当に小さなことですよね。
そのため、まず相手との些細な価値観からすり合わせて「絶対に自分の意見が正しい」という考えを無くしていくことが大切です。
人それぞれ考え方の違いがあることは当たり前ですよね。
だからこそ、相手の考え方にも耳を傾けて聞き入れるようにして欲しいんです。
そしてお互いに譲れるところと譲れないところの意見を出し合って、一歩ずつ歩み寄っていきましょう。
ただし話し合いでは、お互い冷静に落ち着いて話すことが重要です。
そのため、夫婦で話し合う際には第三者を交えたり、素直な心を持って話し合ってみてくださいね。
場合によっては夫婦関係等調整調停(円満調停)を活用する
離婚しない方法の極秘テクニック10つ目が「場合によっては夫婦関係等調整調停(円満調停)を活用する」です。
夫婦関係等調整調停という、離婚回避のための調停を活用するのも1つの方法ですね。
夫婦関係等調整調停とは円満調停とも言われており、夫婦関係の修復を求める調停となります。
まず調停では夫婦両方から事情を聞きます。
その後、夫婦関係破断の原因や解決策を提案するなどして進められていくのが一般的な流れですね。
どうしても顔を見合わせると冷静に話し合いが出来なくなってしまう場合には、このような調停を活用するのもおすすめです。
ただ、この調停には弁護士も付かず強制力や義務力はありません。
ここで決まったことに必ず従わなければいけないという効力もないため、あくまでも正式な話し合いといったものです。
申し立てには費用もかかってくるため、出来ればこの調停をすることなく自分達で話し合いを行えるのが一番でしょう。
もし本当に話し合いができない場合のみ使ってみてくださいね。
離婚したくない場合に絶対にやってはいけないNG行動は?
「絶対に離婚したくない」「どうにかして相手に考え直してほしい」そう思ったとき、あなたが絶対にやってはいけないNG行動があります。
もしNG行動をおこなってしまうと、取り返しがつかなくなる恐れもあるからです。
ここからは、離婚したくない場合に絶対にやってはいけないNG行動についてお伝えします。
- 別居は絶対避ける
- 問題を一人で解決しようとする
- 相手を感情的に責める
- 相手を脅す
- 「親なんだから」など立場を利用する
- 不倫など不利になる行動をとる
- 自分の親や親族を話し合いに同席させる
というわけで、それぞれのNG行動を詳しく見ていきましょう。
別居することは絶対避ける
離婚したくない場合のNG行動、1つ目が「別居することは絶対避ける」です。
相手から提案された場合であっても、別居は絶対に避けましょう。
よく離婚話が出ると、ついつい流れで行ってしまいがちなNG行動が別居ですよね。
一般的に「一旦距離を置こう」「考え直すために冷静になろう」といった感情で、別居をするケースは少なくありません。
しかし相手は別居のタイミングで、一気に離婚への手続きや準備を行う可能性があります。
さらに別居が長く続くと、夫婦関係が破綻しているとみなされて裁判では不利になってしまうのです。
あなたは数日だけの別居と考えているかもしれません。
ですが、相手は離婚を認めてもらうためにあらゆる理由をつけて、出来るだけ長く別居期間を設けようと考える可能性もあるでしょう。
また、家で顔を合わせるタイミングがなければ話し合いも進みません。
そのため、夫婦関係の改善に向けた行動も示すことが難しくなることも考えられます。
後々不利な状況にならないためにも、安易に別居するという選択は絶対に避けるようにしましょう。
問題を一人でなんとか解決しようとする
離婚したくない場合のNG行動、2つ目が「問題を一人でなんとか解決しようとする」です。
すべて1人で解決しようと考え込むのはやめましょう。
突然相手から離婚を切り出された場合、将来を不安に思ったり過去の自分の行動を後悔したりと、精神的に追い詰められる場合があります。
しかし全て1人で考え込んでしまっては、あなたの心や身体が持ちません。
どんどん良くない方向に物事を考えてしまったり、逆に相手を傷つけてしまう恐れもあるでしょう。
そのため、匿名で相談できる窓口を利用したり、離婚カウンセリングを受けるなどして精神的負担を減らせるように努めることも大切です。
他にも、離婚問題を得意としている弁護士に相談することも1つの方法です。
ただ弁護士と聞くと、なかなか踏み出せない人もいるかもしれません。
しかし離婚は法律が関与する部分も多くあるため、専門的な知識を持つ弁護士に相談することが有利に働くこともあります。
相手の状況によっては離婚を拒否できる可能性も十分にありますからね。
そのため、あなたがどのような行動を取ればいいかも的確にアドバイスが貰えるでしょう。
離婚する場合はもちろん、離婚しない場合でも1人で考え込まずにプロに相談することをオススメします。
相手を感情的に責めたりなじったりする
離婚したくない場合のNG行動、3つ目が「相手を感情的に責めたりなじったりする」です。
離婚を切り出された怒りで相手を責めたりしてしまうと、相手の気持ちが離れてしまいますしDVに該当する恐れがあります。
基本的には過度な暴言が対象となります。
ですが「モラハラ」としてDVがあったと認められてしまうと、裁判では圧倒的に不利に働くでしょう。
「でも、その場限りのたった一回の暴言なら大丈夫では?」と思いますよね。
しかし相手によっては、そのたった一回の暴言を証拠とするためにボイスレコーダーなどで録音をしている場合もあるのです。
それを利用して日常的にモラハラを受けていたと訴えられてもおかしくありません。
しかもあなたへの気持ちが冷めている相手からすると、暴言を吐かれたことでより離婚への気持ちが固まるでしょう。
それを避けるためには離婚を切り出されても感情的にならず、とにかく冷静に相手を立てることを意識してみてください。
どれだけ意識していても行動に移すことは大変です。
離婚を回避するためには感情的にならず、しっかりと自分を律するようにしましょう。
相手を脅す
離婚したくない場合のNG行動、4つ目が「相手を脅す」です。
感情的になるあまり、相手を脅すことも絶対にしてはいけません。
別居は絶対に避けるべきとお伝えしましたが、相手が家を出ていこうとしても脅しとなる発言はしないように気を付けましょう。
「出ていったら許さない」
「職場に電話する」
「預金通帳は渡さない」
このような発言でも、相手から脅しと捉えられる可能性があります。
脅しとなった場合もDVの一種として裁判では不利になってしまいます。
離婚を成立させてしまうだけでなく、精神的苦痛として慰謝料を請求されてしまう恐れもあるため注意するようにしましょう。
ただ、きちんと相手と話し合いたいという気持ちは分かります。
ですが、相手を無理やり引き留めたり言葉で強く伝えると相手の気持ちも離れ、自分も不利になるので絶対にやめてください。
逆にお願いをする形で下手に出たり、冷静に話をすれば相手が耳を傾けてくれる可能性も高まるでしょう。
「親なんだから」のように立場を利用して説得する
離婚したくない場合のNG行動、5つ目が「親なんだからのように立場を利用して説得する」です。
子供を利用して「親なんだから」といった、弱みに付け込むような引き留め方をするのはやめましょう。
相手が子供の事を考えて一度は離婚を考え直してくれるかもしれません。
ですが、それはあくまでも一時的なものの可能性が高いです。
今は仕方なく我慢するものの、「子供が巣立ったら熟年離婚しよう」と考えてしまうかもしれません。
これでは離婚について何の解決にもなりませんよね。
本当に離婚を回避して夫婦関係を修復したいのであれば、親としての立場ではなく夫婦としての問題に向き合わなければなりません。
どうにかして相手を引き留めたいあまり、「親なんだから」とついつい言ってしまいそうになる気持ちも分かります。
しかし根本的な問題が解決しないため、これらの発言は控えるように気を付けましょう。
怒りに任せて不倫など、自分が不利になる行動をとる
離婚したくない場合のNG行動、6つ目が「怒りに任せて不倫など、自分が不利になる行動をとる」です。
離婚を切り出されたショックや怒りで、不倫したり自暴自棄になることは絶対NGです。
特にたった一回だとしても、不倫はどこからバレてしまうか分かりません。
この証拠を相手に抑えられてしまった場合、離婚を拒否することはほぼ不可能となってしまいます。
怒りや心の寂しさから気持ちが揺らいでしまうことがあったとしても、冷静になって今後不利になる行動は絶対にしないようにしましょう。
他にも以下のようなことは控えるようにしてください。
- 自暴自棄になって酒に明け暮れる
- 家に帰らない
- 相手に感情のまま怒りをぶつける
このように、自分の立場を不利にする行動は控えることが重要です。
裁判に発展した時、相手からどんな事を理由に離婚を求められるかわかりません。
酒に明け暮れることが初めてだったとしても、酒によるDVを訴えられたりアルコール依存症とこじつけられる可能性も考えられます。
自分の行動には常に意識をして、少しでも不利になる行動は取らないように気を付けましょう。
自分の親や親族を夫婦の話し合いに同席させる
離婚したくない場合のNG行動、7つ目が「自分の親や親族を夫婦の話し合いに同席させる」です。
親や家族を巻き込んでの話し合いは絶対に避けるようにしましょう。
他にも離婚を切り出されたことについても、なるべく自分の親には話さないようにしてください。
中には、自分の味方になってくれると思いすぐ相談したくなるかもしれません。
しかし親からは「離婚するべきだ」「実家に帰ってこい」と離婚を進められることも考えられるでしょう。
そうなると夫婦での問題だけでは無くなりますよね。
さらには離婚を回避して夫婦関係を修復した時、自分の親と相手の関係が上手くいかなくなる恐れもあります。
せっかく離婚を回避したのに、家族間での溝が生まれてしまっては残念ですよね。
このように新たなトラブルへと繋がってしまう可能性も考えられるため、自分の親に打ち明けるタイミングは慎重に判断していきましょう。
加えて、子供がいる場合は子供の前で離婚の話をしないことも大切です。
子供からすると両親が離婚話をしていることはショックであり、「どちらについていきたいか」という質問は精神的に追い詰めてしまいます。
それによって、子供が精神的に不安定になってしまうケースも少なくありません。
もちろん離婚が成立するとなれば子供に話すべきこともあるかとは思いますが、話し合いの段階では隠しておくのが無難です。
夫婦間以外でのトラブルを避けるためにも、親や家族に話すのはなるべく控えておきましょう。
まとめ
ここまで離婚したくない場合の奥の手と、離婚しない方法の極秘テクニックについてお伝えしてきました。
相手から突然離婚を切り出された場合、どうにかして夫婦関係の修復に努めたいと思うものです。
離婚を回避して関係を修復するためには、様々な奥の手を実践してみてください。
具体的な極秘テクニックとしては、以下をご紹介しました。
- 離婚届不受理申出書を提出しておく
- 離婚を希望する原因をしっかり聞く
- おかしな部分がある場合は探りを入れる
- 自分の気持ちをきちんと整理する
- 専門のカウンセラーに相談する
- 信頼できる第三者の立ち会いが必要
- 自分が悪い部分は素直に認めて謝罪する
- 相手に変化を求めない
- 歩み寄れる部分を模索し少しずつ修復する
- 夫婦関係等調整調停(円満調停)を活用
これらのテクニックを実践してみると良いでしょう。
また、離婚したくないからと言って絶対にやってはいけないNG行動もいくつかあるため気を付けて行動してみてください。
- 別居は絶対避ける
- 問題を一人で解決しようとする
- 相手を感情的に責める
- 相手を脅す
- 「親なんだから」など立場を利用する
- 自分の親や親族を話し合いに同席させる
離婚での話し合いにおいて、このNG行動をしてしまうと自分に不利に働くことが考えられます。
相手の気持ちを引き留めたいあまり、必死になってしまうのも仕方ありません。
しかし後々の事を冷静に考えて、ご紹介したNG行動は絶対に取らないように注意してみてください。
それに加えて離婚しないための極秘テクニックも駆使し、夫婦関係の修復に努めていきましょう。