『亡くなった人は近くにいるの?亡くなった人がそばいるサインや合図を詳しく知りたい!』
寿命が尽きた肉体から離れた魂というのは、生命エネルギーの根源であり、魂の世界へ還ると言われています。
しかし、そんな魂の中にはこの世に留まり、あなたのそばにいてソッと見守ってくれることがあるのです。
- 亡くなった人は近くにいるって本当?
- 亡くなった人がそばにいるサインって何?
- 亡くなった人はそばにいる合図を送ってるの?
など、亡くなった人の魂が発するメッセージについて、知りたいことも多いと思います。
これらのサインを知ることで、今のあなたの想いや感謝の気持ちを伝えられるきっかけが作れるかもしれません。
そういうわけで今回は、「亡くなった人があなたのそばにいるサイン」をご紹介していきます。
さらに、亡くなった人がそばにいる合図を受け取ったときにすべき事もお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください!
亡くなった人は近くにいる?なぜサインを送るの?
亡くなった人は近くにいる?
亡くなった人が近くにいるということは、決してあり得ない話ではありません。
信仰する宗教によっても考え方は変わりますが、人が亡くなって姿かたちを失ったとしても魂まで消えることはないのです。
例えば、仏教では「輪廻転生(りんねてんしょう)」と言って、肉体から抜け出した魂はまた魂の世界へ還ると言われています。
通常、魂はまた違う人格としてこの世に生まれ変わってくると教えられているのです。
『輪廻』とは、人間を含む全ての生き物が生命を全うした際に、何度でも生まれ変わること。
『転生』とは、肉体が死を迎えたあと魂は別の肉体に宿り、新しい人生を始めるということ。
つまり、先に亡くなった人の留まった魂があなたのそばに留まり、その存在を知らせるべくサインを送ることがあるのです。
亡くなった人がサインを送る理由
基本的に、亡くなった人はこの世の事柄に関して口を出してくることはありません。
それは、命が亡くなった時点でこの世とは縁が切れた存在だからです。
ですが、黙って見守っていても気づかれないので、時にはあなたが気づきやすい形で何かサインを送っている場合があります。
- あなたに感謝の気持ちを伝えたい
- あなたに謝りたい
- あなたにお別れの言葉を伝えたい
など、伝えたいメッセージはさまざまです。
人は失ってから大切なことに気付くとは言いますが、亡くなった人もあの世に行って人生を振り返ったときに後悔することもあるでしょう。
なので、「亡くなった人が近くにいるな」と感じたら、いったいどんなことを自分に伝えたいのか耳を傾けてみてください。
直接会話はできなくても、心で通じ合うことができるかもしれませんよ。
亡くなった人があなたのそばにいるサインとは?そばにいる合図10選
ここからは、亡くなった人があなたのそばにいるサインを紹介していきます。
結論から言ってしまうと、亡くなった人がそばにいる合図とは以下のとおりです。
- 亡くなった人が夢の中に出てくる
- 亡くなった人のにおいがする
- 周囲に誰かいるような気配を周囲に感じる
- 耳鳴りがする
- 知らない番号から電話がかかってきて切れる
- エンジェルナンバーをよく目にする
- 動物が近寄ってきてなつく
- 頭の中で亡くなった人の声が聞こえる
- 遺品が動く・壊れる
- 亡くなった人の好物が急に食べたくなる
ということで、それぞれ詳しくみていきましょう!
亡くなった人が夢の中に出てくる
亡くなった人があなたのそばにいるサイン1つ目は、『夢の中に出てくる』です。
亡くなった人が夢の中に出てくること自体は、めずらしいことではありません。
例えば、夢の内容がリアルだったとき、起きたときにはっきりとその内容を覚えているときは亡くなった人が近くにいる合図と言えます。
亡くなった人は夢の中であなたに対して何かメッセージを残していませんか?
亡くなった人が夢に出てきた場合は、夢の内容を忘れないようメモに残しておくといいでしょう。
亡くなった人のにおいがする
亡くなった人があなたのそばにいるサイン2つ目は、『亡くなった人のにおいがする』です。
もし、何もない場所から急に亡くなった人のにおいがしたなら、亡くなった人が近くにいる合図になります。
においはあなただけが分かる程度にフッと香ることもあれば、その場にいる人が全員気付くくらい香ることもあります。
人の嗅覚というのは敏感で、においと記憶を結びつけることができます。
「亡くなった人のにおいなんて覚えてない」と思うかもしれませんが、においをかいだ時に急にその人を思い出すこともあるかも知れません。
そして亡くなった人のにおいを感じてホッとしたり、懐かしさを覚えるのであれば、それは記憶が蘇っていると言えます。
ですが、もしにおいを感じたときに不安や嫌な感じがしたときはご注意ください。
なぜなら、「あなたの身辺に良くないことが起こる恐れがあるから気を付けて」という亡くなった人からのメッセージが込められているからです。
メッセージを受け取った際は、人生に関わるような大きな決断は避けた方がいいでしょう。
周囲に誰かいるような気配を感じる
亡くなった人があなたのそばにいるサイン3つ目は、『周囲に誰かいるような気配を感じる』です。
自分しかいないのに、周囲に誰かいるような気配を感じることはありませんか?
それは亡くなった人がいるサインでもあります。
繰り返しになりますが、亡くなった人は姿かたちは失っても魂はこの世に残ることがあります。
そして、魂というのは私たちの持つ視覚や嗅覚といった第五感以外の第六感で感じ取ることができるんです。
人がいる気配というのは、なんとなく感じるものだからこそ「誰かいるかも」と思ったときは、目を閉じてみてください。
視覚を塞いだ分第六感が研ぎ澄まされ、より確かに気配を感じられますよ。
耳鳴りがする
亡くなった人があなたのそばにいるサイン4つ目は、『耳鳴りがする』です。
私たちは会話するときに周波数を発して声を出しています。
実は亡くなった人も同じように周波数を発しているんです。
ただ、生きている人間と違うのは、亡くなった人が発する周波数は非常に高いということです。
そのため、高い周波数は耳鳴りとなって私たちに届きます。
ぜひあなたのほうからも亡くなった人に話しかけてみてください。
直接会話をすることはできませんが、亡くなった人もあなたの声に耳を傾けているはずですよ。
知らない番号から電話がかかってきて切れる
亡くなった人があなたのそばにいるサイン5つ目は、『知らない番号から電話がかかってきて切れる』です。
固定電話や携帯電話に知らない番号から電話がかかってきて、すぐに切れる事はありませんか?
電話番号に何の検討もつかないときや、訳の分からない数字の羅列だったとき、それは亡くなった人からのサインかもしれません。
というのも、亡くなった人にとって電話は操作がしやすいものと言われています。
電話を通して「自分がここにいるよ」というアピールをあなたにしているんですね。
また、亡くなった人が操作しやすいのは電話だけではありません。
亡くなった人は強い波長を持っており、その波長が電化製品を狂わせて正しく作用しなくなるんです。
- 亡くなった人の携帯電話の電源が急に入る
- 誰も触っていないのにテレビがつく
- 電気がチカチカする
急に電化製品に不具合が出るとびっくりするかもしれません。
ですが、近くに亡くなった人がいると思うと怖さもなくなるのではないでしょうか。
エンジェルナンバーをよく目にする
亡くなった人があなたのそばにいるサイン6つ目は、『エンジェルナンバーをよく目にする』です。
ふとした際にエンジェルナンバーを目にする時も、亡くなった人が近くにいる合図になります。
エンジェルナンバーとは、天使からのメッセージが込められている数字のことです。
同じ数字が続いているぞろ目であったり、誕生日や記念日などあなたや亡くなった人に関連する数字のことを指します。
ちなみに、エンジェルナンバーを目にする機会は日常にあふれています。
- 家の中にあるデジタル時計の時刻
- 車のナンバー
- レシートの合計金額
- 本や雑誌のページ数
- 電話番号
普段は気にも留めないものでも、妙に数字が気になる、数字が目に入ってくるときは亡くなった人からのサインです。
エンジェルナンバーにはそれぞれ意味やメッセージが込められています。
気になった数字の意味を調べれば、亡くなった人のメッセージを読み取ることができますよ。
動物が近寄ってきてなつく
亡くなった人があなたのそばにいるサイン7つ目は、『動物が近寄ってきてなつく』です。
亡くなった人は姿かたちを持たないため、しばしば動物や虫といった他の生き物の姿を借りてあなたにコンタクトを取ろうとします。
いつもはそうでもないのに、動物が近寄ってきてあなたになつくようであれば、それは亡くなった人かもしれません。
犬や猫といった身近な動物もそうですが、意外に多いのが虫と言われています。
「虫の知らせ」という言葉がある通り、虫にはスピリチュアルな意味があると信じられています。
蝶がヒラヒラとあなたの周りを飛んでいるときは、亡くなった人が蝶となりあなたに会いに来ているんです。
他にも、神様の使いとされるてんとう虫やムカデの姿を借りて亡くなった人が会いにくることもあると言われています。
虫が苦手な人にとっては少し辛いかもしれません。
ですが、普段見かけない虫を見かけたときは亡くなった人のサインだと思って注意深く見てくださいね。
頭の中で亡くなった人の声が聞こえる
亡くなった人がそばにいるサイン8つ目は、『頭の中で亡くなった人の声が聞こえる』です。
基本的に、亡くなった人と直接会話をすることはできませんが、まれに頭の中で亡くなった人の声が聞こえることがあります。
亡くなった人の声は、インスピレーションとしてあなたにひらめきを与えるでしょう。
いつもより頭の中がクリアになって冴えているときは、亡くなった人からの声が届きやすいとされています。
注意深く頭の中に届く声に耳を傾けてみてください。
ただ、頭の中に亡くなった人の声が聞こえるときは注意も必要です。
あなたに何か危険なことや心配なことがあるときに「気を付けてほしい」と意味を込めて声を届けることがあるんです。
遺品が動く・壊れる
亡くなった人がそばにいるサイン9つ目は、『遺品が動く・壊れる』です。
亡くなった人がそばにいるサインとして、遺品が動くことがあります。
遺品というのは亡くなった人がずっと使っていたもので、亡くなった人のエネルギーがそのまま残っていることが多いんです。
そんな遺品が動くのは、亡くなった人からの「近くにいるよ」というアピール。
特に、亡くなった人の話をしているときによく起こります。
亡くなった人が写っている写真が落ちたり、身に着けていたアクセサリーがテーブルの上に出ていたりするのです。
実際に「しまっておいたのに何でこんなところに出てるの?」ということがよくあります。
遺品を見ると、すぐに亡くなった人を思い出すことができます。
遺品が動いたり壊れることは「私に気付いてほしい」という亡くなった人のアピールが強いと言えるでしょう。
亡くなった人の好物が急に食べたくなる
亡くなった人がそばにいるサイン10個目は、『亡くなった人の好物が急に食べたくなる』です。
大人になると食の好みが急に変わることはそうそうありません。
それなのに、急に亡くなった人の好物が食べたくなるときは、亡くなった人があなたのそばにいるサインなんです。
亡くなった人の好物を食べるとき「これ好きだったよね」と思い出すこともあるでしょう。
これは「たまにでいいので自分のことを思い出してほしい」という亡くなった人からのメッセージになるんです。
そして、みんなで亡くなった人の思い出話をしながら楽しく食べてみてはいかがでしょうか。
自分ひとりのときは、心の中で亡くなった人に話しかけてみてください。
実際に亡くなった人と一緒に食事はできませんが、生きている人が楽しく食事をしている様子を見て亡くなった人も満足しますよ。
亡くなった人が近くにいるときのサインを感じたら?
ここからは、亡くなった人が近くにいるときのサインを感じた際にするといいコトをご紹介していきます。
結論から言うと、亡くなった人がそばにいる合図を感じたら以下のことをしてみてください。
- 故人をゆっくり思い出す
- 故人の望みについてしっかり考える
- 会話したい場合は霊媒師に依頼する
ということで、それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう!
故人をゆっくり思い出す
亡くなった人から近くにいるサインを受け取ったときは、まず亡くなった人のことをゆっくりと思い出す時間を作ってください。
よく「人は二度死ぬ」という言葉がよく引用されることがあります。
この言葉が意味する死とは、一度目の死は肉体が滅びたとき、二度目の死は人々から忘れられたときです。
つまり、肉体が滅びて姿かたちが亡くなったとしても、誰かが覚えてくれてれば人は永遠に生き続けられるということです。
亡くなった人のために私たちができることは、亡くなった人のことを思い出すこと。
みんなでワイワイと話したり、ひとりでしみじみと思い出を振り返ったりして、亡くなった人のことを語り継いでいくんです。
とはいえ、毎日忙しく生活しているとゆっくりと思い出すことは難しいかもしれません。
亡くなった人が近くにいる合図をきっかけに、思い出す時間を作ってあげることが大切です。
故人の望みについてしっかり考える
亡くなった人のことを思い出す際は、亡くなった人が望んでいたことについても考えてみてください。
もちろん、亡くなった直後は精神的にも肉体的にも落ち着かない状態だと思います。
生前のことを思い出し考えるのは辛いかも知れないので、時間が経ってから落ち着いたときで大丈夫です。
亡くなった人は何を望んでいたのか?
あなたに対してどうしてほしいと思っていたのでしょうか。
夢半ばにして亡くなったのであれば、ぜひ残された人たちで夢を叶えてあげてみてください。
亡くなった人もきっと喜びますよ。
例えば、食べたがっていたもの・観たがっていたものがあればお供えしてあげるといいです。
会話したい場合は霊媒師に依頼する
亡くなった人とは基本的に会話をすることができません。
そのため、私たちは亡くなった人がそばにいるサインや合図から、そのメッセージを読み取る必要があります。
それでも、どうしても亡くなった人と会話したいときもあるでしょう。
そんなときは、霊媒師に会話をしたいことをお願いしてみてください。
霊媒師とは、生きている人間と亡くなった人の間に入ってやり取りを行う人のこと。
ネットで検索すればたくさん霊媒師を見つけられますが、大切なのは信頼できる本当の霊媒師を探すことです。
残念ながら、世の中には弱った心につけこんで人を騙すような悪徳霊媒師も少なくありません。
すぐに不安をあおってくる・決断を急かす・物を買わせようとするような霊媒師は選ばないようにしましょう。
直感で不安を感じるような相手もおすすめできません。
もしネットで霊媒師を探すときは、良い口コミだけでなく悪い口コミもチェックしてください!
何を望んでいるかわからない場合は霊能者に相談する
「亡くなった人の望みを叶えてあげたい」そう思っても、亡くなった人が何を望んでいるか分からないことには何もできませんよね。
会話以外にも、亡くなった人の望みを知りたいときは霊能者に相談するのをおすすめします。
霊能者に間に入ってもらうことで、亡くなった人が何を考えているか残された私たちにどうしてほしいかを知ることができます。
「もっとああしてあげればよかった」と後悔を持って生きていくのは、亡くなった人も心配してしまうでしょう。
前を向いて生きていくためにも、気になることがあれば霊能者に相談してみてくださいね。
まとめ
今回は、亡くなった人がそばにいるサインや合図をまとめました。
亡くなった人は以下のとおり、さまざまな方法を使ってこの世にいる人間とコンタクトを取ろうとします。
- 亡くなった人が夢の中に出てくる
- 亡くなった人のにおいがする
- 周囲に誰かいるような気配を周囲に感じる
- 耳鳴りがする
- 知らない番号から電話がかかってきて切れる
- エンジェルナンバーをよく目にする
- 動物が近寄ってきてなつく
- 頭の中で亡くなった人の声が聞こえる
- 遺品が動く・壊れる
- 亡くなった人の好物が急に食べたくなる
身近な人や大切な人が亡くなった後も、あなたのそばにやってきてサインを送ってくることは決して珍しいことではありません。
それだけ、亡くなった人はあなたのことを大切にしているのだと思います。
今回のようなサインを感覚的に感じられた際には、感謝の気持ちを抱いて仏壇の前やお墓参りに足を運んでみてください。