「厄年に死ぬ確率はどのくらいなんだろう?男性は死ぬって本当なのか周りの人が亡くなるのかも詳しく知りたい!」
厄年に死ぬ確率が高い、男性は死ぬといった説がありますが、それが事実なのか気になりますよね。
特に自分や周りの人が厄年にあたる場合は、このような疑問を持っていることでしょう。
- 厄年に死ぬ確率はどのくらい?
- 厄年に男性が死ぬって本当?
- 厄年によくあるトラブルって?
そこで今回は、厄年に死ぬ確率は高いのか、厄年の男性や、周りの人が亡くなるのは本当かという疑問について徹底解説していきます。
更に、厄年に遭遇しやすい良くないことや、厄年の良い過ごし方などについても紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください!
厄年に死ぬ確率が高いって本当?迷信?厄年に死に至る確率とは?
厄年に死ぬ確率が高いというのは本当なのでしょうか。
厄年には数々の災難が起こるとされているため、「もしかして死ぬ可能性もあるのでは?」と思えて不安になりますよね。
しかし実際には、厄年に死を迎えるというのは単なる迷信に過ぎません。
そう言い切れる根拠は、統計的に以下のようなデータが出ているからです。
- 男女共、60歳までに死亡する確率は10%
- 死亡率が高くなるのは70歳を過ぎてから
一般的に死亡率が高くなる70歳以上はありません。
死亡率のデータと比較すると、厄年で亡くなる可能性は極めて低いのは明確ですよね。
また、「厄年が今までで一番健康に過ごせた」といった声も少なくはありませんよ。
「厄年で死ぬ」という話は迷信なので、安心してくださいね。
厄年に男性は死ぬって本当?男性の厄年の中でも42歳は要注意?
「厄年に男性は死ぬ」なんて恐ろしいことを聞くこともありますが、こちらも本当なのでしょうか。
男性の厄年は、先にもお話した通り「25歳・42歳・61歳」です。
中でも大厄の42歳では死ぬ可能性があるという説がありますが、もちろんそれも完全にデタラメですよ。
また、女性の大厄である33歳も、病気や怪我など大きな災難に見舞われやすいと考える人が多いでしょう。
しかし、そもそも大厄に悪いことが起こるという根拠はありません。
なぜなら男性42歳・女性33歳が大厄となった起源は、ただのゴロ合わせだからです。
男性・女性の大厄には、それぞれ以下のようなゴロ合わせの意味があると言われています。
- 男性42歳→死に
- 女性33歳→散々
特に男性の場合はダイレクトに「死」を表わすゴロ合わせだからこそ、「大厄に死ぬのでは?」とイメージしてしまうのでしょう。
厄年に周りの人が亡くなる?厄年には身近な人が亡くなるというのは迷信?
厄年に周りの人が亡くなる、という嫌な噂もあります。
自分が厄年の時に身近な人が亡くなってしまうと、「やっぱり災いが起こってしまった」と解釈する人は少なくないでしょう。
しかし、誰かが亡くなることと自分が厄年であることを結びつけるのは、間違った考えですよ。
その理由としては、まず「身近な人が亡くなる=厄年が原因」なのであれば、自分以外の周囲の人達も厄年でないとおかしいのではないでしょうか。
自分の厄年だけが、身近な人の死に関連するのはおかしな話ですよね。
さらに、たとえ厄年でなくても、残念ながら身近な存在が亡くなることはあるものです。
要するに人の死と厄年は一切関係がなく、厄年であってもなくても悲しい出来事が起こることはありえますよね。
なので、「自分が厄年だから家族や親しい人に不幸が起こるかも」といった不安を感じる必要はありません。
厄年は不幸ばかり起こるって本当?厄年には死ぬ以外にも不幸がある?
「厄年は不幸ばかり起こる」と言われやすいですよね。
厄年に死ぬ確率が高いというのが何の根拠もない説だとしても、どうしても不幸ばかり起こるイメージは拭えません。
当然のことながら厄年に不幸が連続するというのも、もちろん迷信です。
しかし、不幸なことが起こっている人がいるのも事実ではあります。
とはいえ、不幸な出来事が必ずしも厄年のせいとは限らないので、何かあっても過剰反応しないことが大事ですよ。
結局、不幸な出来事と厄年は「たまたま一致しただけ」であり無関係なんです。
とはいえ厄年は心身の状態が衰える節目と言われているため、以下のことには注意して災難が起こらないようにしましょう。
- 自分の体を労わる
- ストレスを溜めないようにする
無理をすると病気になったり、ストレスが溜まってメンタルの調子を崩してしまったりする場合ももちろんあります。
「厄年だから何か悪いことが起こる」と考えるのではなくて、自分自身を大事にするよう心掛けましょう!
この機会に、あらためて自分の食生活や睡眠などライフスタイルを見直すのもいいですね。
厄年に遭遇しやすい不幸な出来事とは?厄年に注意すべきトラブルを紹介
2016年ライフネット生命が実施した調査によると、厄年に悪いことがあったという人は「3人に1人」いたそうですよ。
それを聞くと、一体どのようなトラブルが起こったのかも気になるところですよね。
厄年に遭遇しやすい良くないこととしては、以下の6つの事柄について詳しく解説していきます。
- 怪我や病気
- 人間関係が上手くいかない
- 失業や会社の業績悪化
- 事件・事故
- 金銭トラブル
- 失恋や恋愛の揉め事
怪我や病気
厄年によくあるトラブルとしてまず挙げられるのは、怪我や病気です。
どの程度の怪我・病気かは人それぞれ異なりますが、実際に以下のようなことが起こってしまったケースもあるようですよ。
- 交通事故に遭って怪我をした
- 病気になって入院や手術をした
- 頻繁に体調を崩した
もちろん、厄年にあたっている人全員が怪我や病気を経験するとは限りません。
ただ、女性の33歳や男性の42歳など、年齢的に健康上のトラブルが生じやすいともいえます。
そのため、例年よりも安全に気を配って生活し、体調もしっかり整えることを意識した方が良いでしょう。
人間関係が上手くいかない
厄年に入ってから人間関係が上手くいかなくなってしまったという人も、少なくはないそうです。
実際にあった人間関係のトラブルとしては、このようなことが挙げられます。
- 家族関係が悪化した
- 職場の人との仲に亀裂が入った
ただしこれらは厄年だから起こったとは限らず、運勢が良いとされる年にでも起こる可能性はあります。
そもそも人との行き違いは、いつでもだれにでも起こりうるもの。
人と関わる以上トラブルはつきものなので、どんなタイミングであってもストレスに感じる出来事はあるでしょう。
もちろん家族関係が悪化した人でも、その後仲直りすることもありますよね。
職場の人とうまくいかなくなって転職したら、人間関係に恵まれるようになった例もあるはずですよ。
失業や会社の業績悪化
失業や会社の業績悪化を経験するのも、厄年によくあるトラブルの1つです。
「勤めていた会社が倒産した」「失業した」といった経験をして、苦しい思いをしたという人は実際にいるそうですよ。
他にも、取引先や顧客が減ってしまったという人もいます。
つまり、仕事が上手くいかなくなるのは単純に厄年のせいだとは言い切れません。
また、厄年を過剰に意識していると、どうしても起こる出来事全てをマイナスに捉えがちということもあります。
とはいえ職を失う・仕事が悪い方向に向かうのは、誰にとってもキツいことですよね。
きつい時に「厄年だから仕方ない」「来年は運がよくなるはず」と自分を落ち着かせたい人もいるかもしれません。
事件・事故
厄年に起こってしまった災難として、事件や事故に遭ったという声も多く見られますよ。
経験者のエピソードとして、次のようなトラブルが厄年にありました。
- 車での事故を初めて起こした
- 車で後ろからぶつけられてしまった
- 自転車に乗っていて転んだ
- 自転車を盗まれてしまった
- 空き巣被害に遭った
日常の中で突然の事故や事件に遭遇すると、誰しもが精神的に大きなダメージを負ってしまいますよね。
そうならないためには、「厄年だから悪いことが起こる」「だから気を付けよう」という前提で日々を送らないことが重要です。
しっかり気を引き締め注意深く行動することで、最悪の事態は未然に防げるでしょう。
金銭トラブル
厄年に遭遇しやすい良くないことの1つとして、金銭トラブルも挙げられます。
ここでは厄年の時にお金に関するトラブルを経験した人のリアルな声を、以下に紹介していきますね。
- 知人に騙されてしまった
- 夫の借金が発覚した
- 株で大損した
- 投資に失敗した
厄年に入って金銭面で問題が生じることを防ぐには、日頃からお金の管理をしっかりしておいた方が良いでしょう。
特にお金の貸し借りや無計画な投資などは避けて、実直であることを心掛けるのがベストですよ。
また、お金の問題については厄年でなくても同じことです。
特にお金に関してルーズ・管理が甘いと自覚してる人は、充分注意した方が良いでしょう。
失恋や恋愛の揉め事
女性に多いのが、厄年に失恋や恋愛での揉め事を経験することです。
特に「大厄」「小厄」の時には恋愛に関するトラブルが起こりやすいといわています。
実際、長い間付き合ってプロポーズもしてくれた彼氏に振られたなど、ショックな出来事があった人もいるようです。
さらに、厄年に入ってから離婚することになったという人も。
ただ、厄年に結婚をして幸福を手に入れた人がいることも事実です。
仮に大失恋をしたとしても、「今後もっといい出会いがある」「これは自分にとってプラスになる別れ」と前向きに捉えるのが良いでしょう。
厄年で新たな出会いがあり、その後幸せになる人もたくさんいますよ。
厄年の過ごし方は?厄年に不幸ばかり起きないために意識すること!
厄年に入って実際に災難を経験した人もいるため、「自分にも何か悪いことが起こるんじゃ…?」と不安を感じてしまいますよね。
厄年の過ごし方や、逆にやってはいけないこととしては、以下の7つが挙げられます。
それぞれ詳しく解説していきますので、ぜひ役立ててみてくださいね!
- 用心して慎ましく生活することが大切
- 日頃の生活習慣を見直すのも良い
- 厄払い・厄除けを受けるのもおすすめ
- 引越しや家の新築は避ける
- 転職は避ける
- 結婚は時期をずらす
- 新しいチャレンジは気をつけて行う
用心して慎ましく生活することが大切
厄年の過ごし方として最も大切なのは、用心して慎ましく生活することです。
具体的には、以下のことを心掛けると良いでしょう。
- 新しいことを始めるのは控える
- 災難に遭わないよう大人しく過ごす
なるべくなら新しいことを始めるのは控えておきたいもの。
ただ、厄年は自分にとっての転機・変化も起こりやすい年なので、どうしても積極的に行動しないといけない時もあるでしょう。
さらに、大人しくしているとせっかくのチャンスが通り過ぎてしまう場合もあります。
「起業したい、準備もできている」という状況で、厄年だからやめておこうと思うのももったいないですよね。
大切なのは、災難が起こるリスクがあると念頭に置きつつも、動くべき時にはしっかり行動を起こすことです。
旅行に行きたいのを我慢するのも、ストレスが溜まってしまいます。
「厄年だから」といって挑戦を諦めると後々後悔する可能性もあるので、その点には注意しておきましょう。
日頃の生活習慣を見直すのも良い
厄年を無事乗り切るためには、日頃の生活習慣を見直すのも大事ですよ。
そもそも厄年は、自分自身の体に変化が起きやすい時期とも言われています。
具体的には、以下のことを意識して生活するのが良いですよ。
- 食生活を見直す
- ジャンクフードを減らす
- 体に良い食べ物を取り入れる
- 暴飲暴食を避ける
- お酒の飲みすぎに注意する
- 日々適度な食事量を心掛ける
- 継続的に運動をする
- しっかり睡眠をとる
- タバコはやめる
健康体をキープできるよう、自ら積極的にこれまでの生活を改めていきましょう。
そうすることによって厄年で病気になるどころか、以前より体の調子はどんどん良くなるとも期待できます。
厄払い・厄除けを受けるのもおすすめ
慎ましい生活やしっかりとした健康管理を心掛けても、どうしても厄年に対する不安がつきまとう…。
そんな場合には、厄払い・厄除けを受けるのもおすすめですよ。
厄払いや厄除けを行っている場所としては、次の2つが挙げられます。
- 厄払い…神社
- 厄除け…お寺
神社での厄払いは、本殿や祈祷殿にて祈祷を受ける形となります。
お寺での厄除けに関しては宗派によってやり方が異なり、本堂での祈祷・護摩祈願といった方法が一般的です。
また、厄払い・厄除けを受ける時期は、厄年に入った年の立春までが適しています。
引越しや家の新築は避ける
先ほどもお伝えした通り、厄年に新しいことを始めるのは、やめておいた方が良いという説があります。
中でも人生の大きなイベントになる、引っ越しや家の新築は避けておくのが無難です。
厄年に引っ越ししたり家を建てると不幸になるということではなく、以下のようなネガティブな変化に繋がってしまう恐れがあります。
- 体調を崩してしまう
- 精神的に大きなストレスを感じる
環境の大きな変化に、気持ちがついてこれないこともあります。
ただ、「どうしてもこの時期に引っ越しせざるを得ない」「ローンの関係で新築はこの年」などといった場合もあるでしょう。
そういう時には神社・お寺で厄払いや厄除けをしてもらうと、不安は軽減されますよ。
転職は避ける
厄年に避けた方が良い新しいことの1つとして、転職も挙げられます。
ただ、希望に沿った転職先が見つかったのに、「厄年だから」という理由だけで諦めるのは後の後悔にも繋がってしまうでしょう。
そんな時には、以下のことを行って厄を払うのがおすすめですよ。
- 身の回りのものを断捨離してみる
- 溜まった疲れをしっかりととる
物を手放し心機一転すると、前向きな気持ちで行動できます。
気持ちがすっきりして前向きになることで、物事を成功に導く可能性もグッと上がるのです。
また、やはり厄年は疲れやストレスが溜まりやすいため、しっかり取り除くことを意識してください。
休息をとるなどして、自分がリラックスできることを積極的に行って充電してから転職活動に臨むのが吉ですよ。
結婚は時期をずらす
結婚に関しても、厄年は避けて時期をずらす方が良いと言われています。
ただし、「厄年に結婚すると夫婦関係が上手くいかない」「良くないことがある」というわけではありません。
ただ、心身が変化するタイミングのため、やはり結婚に向けての準備自体が大きなストレスとなる可能性はあるでしょう。
厄年をやたらと気にせず、お互いが良いと思うタイミングで結婚するのがベストだと捉えている人も多くいます。
そもそも結婚などのおめでたい出来事は、厄を払ってくれるとも考えられていますよ。
また、もちろん「厄年だから結婚してはいけない」というわけではなく、最優先すべきは2人の気持ちです。
必要以上に厄年にこだわりすぎず、行動に移していきましょう。
新しいチャレンジは気をつけて行う
厄年だからといって、新しいチャレンジは絶対に避けて通らなければいけないわけでもありません。
何かを始める時には、気をつけて行うことが大切なのです。
もしあなたに「絶対にこれをやりたい」と思うことがあるなら、以下のような考えを常に頭の片隅に置いておくことを意識しましょう。
- 焦らず慎重に行動する
- 疲れを感じたらすぐに休息をとる
ですので、自分が挑戦したいと思うことを諦める必要はありません。
いつも以上に気をつけて行動することによって、様々なリスクやトラブルを回避できるでしょう。
まとめ
今回は、厄年に死ぬ確率や男性は死ぬって本当なのか、周りの人が亡くなるのかについてお話ししてきました。
記事のまとめは次の通りです。
- 「厄年に死ぬ」は迷信
- 遭遇しやすいのは怪我や病気など
- 失業や人間関係のトラブルも
- 厄年は慎ましく生活するのがよい
- 引っ越しや転職、結婚は時期をずらす
- 厄払いや厄除けを受けるのもよい
ずばり結論からお伝えすれば、厄年に死ぬ確率が高いという説は事実ではなく、完全な迷信です。
男性の大厄は「42歳→死に」と連想されるが、単なるゴロ合わせなので本当に死ぬわけではありません。
また、厄年は不幸ばかり起こるという説にも根拠は全くないのです。
しかし厄年に実際に悪いことが起こったという人がいるのも、事実ではあります。
よくあるトラブルとしては、「怪我や病気」「人間関係が上手くいかない」「失業」「事故」などが挙げられます。
そういった出来事が起こるのは、厄年に入ると心身に変化が現れやすいことが要因と言えるでしょう。
なので、生活習慣を見直したり、いつも以上に慎重に行動したりすることが大事なのです。
「厄年だから死ぬかもしれない」「厄年だから絶対嫌なことが起こる」と、必要以上に恐れる必要は全くありませんよ!